夏休みの宿題は、親御さんにも悩みの種ですね!
あっという間に終わってしまうからこそ、早く片付けてもらいたいのに結局最後まで残ってしまう読書感想文に頭が痛いです…
結構苦手な人が多い読書感想文。
上手く書くコツはあるんでしょうか?
書き出しからしてわからない!とつまずいてしまいがち。
でも、いくつかのポイントを押さえていけば、意外とサクサク書ける読書感想文。
8月も終わりになってから悩まないように、今から着々と準備を進めていきましょう!!
読書感想文が苦手…でも大丈夫!ポイントがわかればスラスラ書ける
大抵の場合、読書感想文の宿題ありきで読書を始めますよね?
そして「読み終わった!さあ書くぞ!!」
……では遅いんです。
大まかな話の内容は覚えています。
面白かったか、そうでなかったかも。
ところがいざ、書き始めたと同時に「…あれ、主人公の友達の名前ってなんだっけ?」「あれ、なんていう場所が舞台だったっけ?」となって該当箇所を探すのに一苦労→見つからなくてたくさん読み直す→嫌になる→書きたくなくなる、の悪循環。
これでは最初からつまずいているようなもの。
この本で読書感想文を書くと決めたのなら、読書中にメモを取りながら読むことをおすすめします。
主人公の名前、交遊関係、時代背景、面白かったところ、わかりづらかったところなど、感じたことを何でもメモしながら読みます。
これをもとに、肉付けしながら書いていくので、もう半分は書けたようなものです!
思い出しながら書くというのも悪いことではありませんが、時間が決まったなかで作業をしているので、効率がいい方がいいですよね?
では早速書いていきましょう!!
1.書き出し
読書感想文に何を書くか、書き出しからまず悩んでしまいますよね?
わからなくなった末に延々とあらすじを書いてしまう訳なんですが(笑)
最初に書きたいのは「なぜその本を読むに至ったか」。
つまりその本との出会いです。
例えば
「好きなアニメの原作だった」
「自分と同じような子供が主人公だった(年齢とかやっているスポーツとか)」
「舞台がおばあちゃんの家の近くだった」
理由はどうあれ必ずその本とのなれそめがあるはずです。
それを最初に書いておくことで、その先で感想文が広がっていきます。
学校で指定の本があった場合は、なかなか書きづらいところですが、いくつかの候補があるなかでもなぜそれにしたのかを書いておくといいでしょう。
2.あらすじ
次に書きたいのが大まかなあらすじです。
ここでは自分が思ったこと感じたことは書きません。
本当にさわりの部分のあらすじを書いておきます。
3.感想、考えたことなどを書く
そして、ここから読書メモとなれそめが大活躍します。
例えば友達から薦められたなら、その感想との比較や同感を書くと上手く文章が流れていきます。
例えば
「△△さんが好きだと言っていたシーンで、私も感動してしまった」
など、話をふくらませることができます。
また、主人公や舞台と自分との共通点がある場合は、そこから展開していくことができます。
など、自分と本の世界をリンクさせて書くことができます。
登場人物が複数いるときには、誰に最も感情移入したかなどでも面白い文章が書けると思います。
主人公だけではなく、面白いことをしたり言ったりする人物がいたら、注目して読んでいきましょう。
その人の気持ちになって、どうしてこんなことをしたのか、言ったのかを推理して構成した文章も面白いものです。
お手紙方式で書く感想文も、とても興味を引く出来上がりになりますよ!
ちゃんと「こんにちは、はじめまして」から始めて、本当に手紙を書いているように書くんです。
「どうして~をしたんですか? 僕はもしかしたら~かもしれないと思いました」
など、感想文が苦手な人には書きやすい手法だと思います。
4.まとめ
最後は感想文をまとめます。
自分が一番強く感じたこと、心に残った言葉。
それを受けて自分が変わったことなどをあげます。
「自然は人間が守らないといけないとわかったので、リサイクルを協力していきたいと思います」
など、読書をしたことで感じたこと、実行しようと思ったことを書きまとめにします。
読書メモをもとに書いていくので、きっとスラスラ書けたはず!
原稿用紙5枚なんてあっという間ですよ!!
読書感想文は本の選び方も重要なポイントなんです
感想文が書きやすい本、というのは確かにあります。
例えば自分と似たような年頃、環境(やっているスポーツが同じとか、家族構成が同じとか)の主人公、もしくは登場人物が出てくる本。
これは自分のことと絡めながら文章を作っていけるので、あまり悩まずに進められると思います。
「僕はいつもこうしていたけれど、□□はこういう方法をとっていた。ちょっと真似してみたら驚くほど上手くいった。どうしてなのかと考えてみたら…」
なんていう風に、どんどん話が膨らみます。
また、自分が興味を持っていることがテーマの本なら、それも書きやすい本だと言えますね!
例えばピアノを習っているのなら、ピアニストの生涯を描いた本とか、憧れの職業があるなら、その世界を舞台にしたものなどはいかがでしょう?
自分の毎日の練習や、どうしてその職業を目指しているのかを並べながら、感想を広げることができます。
いくら指定図書だって、なんの興味もないものについて感想なんて書けませんからね!!
読書感想文がすらすら書ける方法まとめ
いかがでしたか?
準備さえしておけば、あとは並べてまとめるだけ。
いきなり原稿用紙に書いてしまうのではなく、付せんやメモにバラバラに書いたものを並べ直して構成していくと、面白い文章ができるかもしれません。
書いたあとには誤字脱字、てにをはなどがおかしくないかをチェックするのをお忘れなく!!
コメント