年度が替われば、大なり小なり、誰もが変化を体験する時期です。
四月を駆け抜けてご褒美のように待っているゴールデンウィーク。
しかし、ゴールデンウィーク明けには気分がすぐれない人が増えるともいわれています。
そう、五月病です。
新入社員や新入生が陥るイメージの強い五月病ですが、それ以外の人でも発症する人もいますし、毎年発症しているなんて人も。
長引くとうつ病につながる恐れもあり、対策をしっかりとたてておきたいところ。
せっかくの陽気な五月の気候。
五月病の対策をして、心の面でも陽気になってしまいましょう。
何事も気の持ちよう!五月病にならないためにポジティブになる対策
まず、五月病の原因を知っておきましょう。
そもそも五月病は年度の移り変わりによる疲れ・ストレスが、ゴールデンウィークに一気に噴出するために起こるもの。
新入生や新入社員にかかりやすいのは、彼らに起こる変化が大きいためと言われています。
また、長期休暇により会社や学校に行く気力が失われることも原因の一つと言われています。
夏休みの後に、学生が学校に行きたがらなくなるのもこれが原因ですね。
しかし、転勤・配置換えなど、一般社員でも変化は起きるもの。
そのため、新入社員に限らず五月病を発症する人がいるんですね。
さて、そんな五月病の対策は、言い換えればストレスの対策でもあります。
五月病は抑うつともいわれる精神的なもの。
ストレスが大いに関係してくるんです。
1.コミュニケーションをとる
いやなことがあったり悩んでいたり。
そのような時に話せる信頼のできる相手はいますか?
そういったことは誰かに話してしまえばすっきりとするものです。
ネット上で吐き出す、という形でも構いません。
心の中のもやもやを内にため込まないようにしましょう。
2.食事・睡眠はしっかりと
疲れとストレスを取る一番いい方法は睡眠と食事をしっかりととることです。
具だくさんのスープをつくるとか、コンビニのおにぎりにサラダを追加するなどをしてみましょう。
また、逆にしてほしくないのは寝だめ。
特にゴールデンウィーク中は一日中寝たりと生活習慣が狂いがちになりますが、健康には逆効果だという意見が根強いです。
3.運動をする
適度の運動はストレス軽減に効果的だといわれます。
簡単にウォーキングなどを行いましょう。
また、体を動かし、外に出たほうがゴールデンウィーク明け、仕事・会社に行くことが楽になります。
4.リラックスタイムをつくる
趣味をしたり、おいしいものを食べたり。
リラックスする時間をつくることで心は軽くなりますし、明るい気分にもなれます。
5.完璧にしようとせず、思い悩み過ぎない
五月病になる人の特徴として、
- 真面目である
- 几帳面
- 完璧主義
- 忍耐力が強い
- 理想が高い
言い換えれば、思い悩みやすく、ストレスや悩みをため込みやすい人だともいえます。
こういう方は特に要注意です。
仕事に関してもある程度の妥協をつけて肩に力を張らないようにしましょう。
失敗したとしても、これで次は成功できるとポジティブに。
ストレス・疲れをため込まないことが大切。
時間に追われていると感じたら、一度立ち止まって深呼吸を。
早めの復活を!五月病になってしまったらこうして解消
五月病は若者の通過儀礼とも呼ばれ、大抵は一・二か月して環境に適応していけば、自然と治っていくものです。
しかし、全員がそうというわけでもなく、こじらせる人がいるのも事実。
それに、もっと早く治したほうが気分的にも、仕事の効率としてもいいですよね。
五月病になったとしてもやるべきことは先に述べた対策と変わりません。
ストレスを吐き出してしまえばいいのです^^
1.大きな声を出す
カラオケでも構いません。
大きく声を張り上げてすっきりしましょう。
2.好きなもの・ごちそうを食べる
美味しいものは幸せな気分にしてくれます。
好きなものでお腹を満たしましょう。
食べ過ぎには注意してくださいね。
3.書き出してみる
いやなこと、嬉しかったこと、悩んでいること。
一度全部書き出してみましょう。
そうすることで客観的に物事をとらえることができます。
4.専門家のところに行ってみる
いろいろストレス対策をしたけれどもうまくいかない。
そんなときはカウンセリングや病院に行ってみましょう。
特に、好きなことに興味がなくなったり、めまいがし始めたら危険な兆候。
早めに医者に行って診てもらいましょう。
五月病になったらまず、しっかりと休息をとるようにしましょう。
仮になかなか治らなくとも急ぐ必要はありません。
慣れたらそのうち治るよねくらいの、余裕をもっていきましょう^^
五月病対策まとめ
環境も気候も変わって疲れやすいのが四月・五月。
なかなかうまくいかなくとも自分を責めず、まあ、いいか。というぐらいの気楽な気持ちで行きましょう。
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