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浴衣ってどう洗う?どう畳む?覚えておきたい基本の手入れと保管方法

夏の風物詩である花火大会ですが、季節が「秋」と言えどもまだまだムシ暑いですよね。

ですから秋とはいえ、「浴衣で花火大会」…というのも全然OKじゃないでしょうか?

そうでなくとも最近は若い女性でも「和物」好きが高じて、着物や浴衣でオシャレする方も増えています。

 

年頃の娘さんが初めて花火大会で浴衣デビューというお母さんも必見っ!

もちろんコレを見たら普段使いだって怖くないっ!

せっかく日本人に生まれたんですもの、今回のテーマは、そんな「お家にいてもデキる浴衣のお手入れや保管方法」についてご紹介しちゃいます♪

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浴衣って洗えるの?帯は?チェックするポイント

洗う前にちょっとしたケアをしておく

本来ならスグに洗濯してあげられればいいけれど…

もしくは明日の朝、家族の洗濯物と一緒にできれば片づけたいお母さんへ。

まずは浴衣を洗う前に、着て外出した後のケアをご紹介しましょう。

 

娘さんもこれくらいなら出来ちゃいますから、やってもらってください^^

 

もしも1~2回ほどの着用なら和風ハンガーにかけて、夜外干しをしましょう。

その際、布・衣料用消臭剤をスプレーするのもOK。

夜露がニオイを落としてくれ、気にせず着られますよ。

 

洗う前にチェックするポイント

さて、そうは言っても洗いたいですよね!

まずポイントは「洗濯機で回してもOKかどうか?」をチェック。

 

基本的に仕立ててある浴衣を購入された場合、洗濯表示ラベルが付いています。

手洗いの場合か?洗濯機OKか?その表示に従って洗ってください。

 

浴衣は夏モノですから、しっかり汗を吸えるように「綿製品」がほとんど。

ただし、麻素材が混じっているもの、絞りが入っているものは洗濯機で洗ってしまうと縮んだり、せっかくの絞りが浅くなるのでこれは洗えなさそう…と思ったらクリーニングに出した方が無難ですね。

 

相場は大体1000~1500円くらいでしょうか?

ムリに洗ってせっかくの綺麗なフォルムが台無しになってしまってはもったいないですし、そこはプロにお任せして!!

 

また帯については目立った汚れなどがない場合、洗わないものです。

ですから部分的なシミ取りなどでいいでしょう。

ただ先述のとおり、素材によって洗えるものもあります。

同じく洗濯表示が付いていればそれに従ってください。

 

帯には2種類あって、

  • 三尺(さんじゃく)」もしくは「兵児帯(へこおび)
    柔らかい素材で子供のさんの浴衣に良く使われる、クシュクシュっとした帯の事。
  • 半幅帯
    通常の帯の半分の幅で、リボン型や買の口に結べるしっかりした素材の帯の事。

 

ただし、帯については「絹製品」であれば洗濯不可となります。

その場合は着物専門としているクリーニング、もしくは呉服屋さんに尋ねてみましょう。

また半幅帯は中に帯芯が入っているものはNGです。

ポリエステルや化繊、また単タイプのものは家で洗濯できます。

 

浴衣も帯も洗濯後の色落ちも先にチェックしておきましょうね。

やり方はカンタン!

  • 白いタオルに水を少し含ませ、色のある部分をトントン軽く叩きましょう。

もしもタオルに色が付く場合は、色移りや色落ちの可能性があります。

心配な場合もクリーニングを利用しておいた方が良さそうです。

浴衣の洗い方&お手入れ方法はこれ!

それでは、いよいよ実践!浴衣も帯も洗濯可能なら同じ手順で大丈夫です。

基本デリケートな衣類同様、面倒なようでもベターな手洗い編

1.浴衣が入るサイズのバケツや洗面器を用意。

2.中性洗剤の中でも「エマール」や「アクロン」などのようなおしゃれ着用の洗剤を使用。

ここで注意が必要なのが色落ち

一般の洗濯洗剤は洗浄力が強いので色落ちしやすく、使えない事を覚えておきましょう。

もしも汚れやニオイがそこまででなければ洗剤なしで水だけでOK。

 

3.水に洗剤を入れて、たたんだ浴衣を押すようにして洗います。(お湯はシワの原因になります)

もしも気になるシミがあれば医療用漂白剤をスプレーしておくのも良いでしょう。

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4.洗濯機で約20秒ほど脱水。(し過ぎると、シワになっちゃいますから要注意)

5.3を排水し、改めて水を張った中にのり剤を入れて浴衣全体を浸します。(洗濯漕でやってもOK)

6.軽く脱水。

7.日陰でシワ等を伸ばして干しましょう。

 

その際も和風ハンガーは役立ちますね。

乾燥機は当たり前ですがNGですよっ!

和風ハンガーの作り方

ワイヤーハンガーと、あれば長い棒。もしくは100均などにある伸びる棒を用意。

ワイヤーハンガーの三角の底辺部分に両サイドが均等になるように棒を当て、紐で括り付けて完成。

 

やっぱり面倒臭いから…ラクチン洗濯機編

1.浴衣を洗濯用ネット(少し網の細かいモノがベター)に入れる。

その際、汚れが付きやすい裾が外側になるように、たたんで入れましょう。グチャグチャは×!

 

2.ドライ(手洗い)コースにして同じく、おしゃれ着用洗剤を使用。

あと、ポイントは注水をいつもより多めにする事で色落ちを防ぐことができますし、脱水は短めに設定しておくこと。

 

洗濯終了後は速やかに干しましょう!

そのまま置いておくと色染みやシワにもつながります。

 

最近は先述したとおり、和服を若い方にも親しんでもらうために浴衣を老舗の呉服屋さんだけでなく、ユニクロなど手ごろな値段で揃えるという人も多いですよね。

 

値段もカジュアルであればお手入れも同様にカジュアルになっていますから、手洗い編でいくか、洗濯機編で行くか…浴衣の状態をチェックして上手に洗ってくださいね!

来年もキレイに着るための上手なしまい方

一年のうちで主役になれるのが「暑い時限定」という浴衣。

そうなれば当然のことながらクローゼットでひっそりしていなければならない時間も長くなります。

色や柄など流行もありますが、その流行り自体がループするファッション業界!

 

せっかくですからまた主役に返り咲けるように、お次は「キレイに着るための収納方法」をご紹介します♪

ベストな収納は桐たんす

実は衣類の収納に一番ベストなモノってなんだかご存知ですか?

そう、それは桐たんす!!(ジャジャーン☆)

桐たんすの優秀さは「湿気の管理」なんですね。

 

湿気の多い時は自ら湿気を吸収して衣類を守り、また乾燥する時期は自らの湿気を放出して適度な湿気をタンス内に運びます。

何より、衣類の中でも和服は「虫食い」「カビ」の影響が大です!

 

桐たんすがない場合は湿度を管理しよう

とはいっても桐たんすがご家庭にあるって、最近では少ないはず。私の家も然りです。

もちろん通常の洋服たんすやプラスチックケースでもOKですから、安心してくださいね^^

 

ポイントはやはり「湿気の管理」になりますね。

たとえば…

  • 湿気が入り込みやすいので、晴れた日や乾燥している日はフタや扉を開けておく。
  • 10月から12月、また2月から3月くらいの乾燥する頃は、年2回のペースで外に陰干しして湿気を飛ばしてあげる。
  • 収納するスペースでも湿気の影響を受けにくい上部に直す。
  • 除湿剤使用したり、「たとう紙(湿気を管理する和紙の事)」で浴衣を包む。

 

以上を踏まえたうえであればクローゼットにも収納することはできます。

 

が、たとえキレイにたたんでハンガーに吊るしておいても型崩れする可能性はあります。

こちらは自己判断でお願い致しますm(__)m

もしハンガーしか使う事ができない場合は、上記で紹介した和風ハンガーを作ってそちらで吊るし、収納した方がベターです。

浴衣の手入れや管理方法まとめ

ケアに手間がかかりそう、とか難しそうだから浴衣は避けていた…そんなアナタにも少しは「これくらいなら自分にもできそう」って思っていただけましたでしょうか?

Yahoo!のニュースで見たんですが、毎年8月に行われていた多摩川の花火大会が10月開催になったそうですよ!

集中豪雨や落雷による影響でやむなく…という事らしいのですが、確かに東京に用事で行くと、突然の雨の降り方や雷様の激しい事、激しい事。

楽しいイベント事ですもの、安心・安全の確保の上で、夏の風物詩である花火大会が秋開催になるのはむしろ仕方ないのかも。

 

今回書いたこともご参考に、ぜひ普段使いの感覚で「浴衣」でオシャレを楽しんでいただきたいものです。

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