夏と言えば、海にプール、バーベキューなど、夏にしか出来ない楽しいイベントがたくさんありますね。
仲の良い友達同士で集まっておしゃべりしていると、時間を忘れてしまうほど盛り上がる事もありますよね。
それが室内なら問題は無いけれど、夏の日差しの下だと…?
冬の間からずっとお手入れし続けてきた白肌が、1日で水の泡に!なんて事も。
今回は、そんな時の10個の対処法と、日焼けが元に戻るまでにどのくらいかかるのかをご紹介します。
「お肌の外側から」「お肌の内側から」おススメコスメ&ケア
ではさっそく、日焼けしてしまったときに肌を白くする対処法についてお話します。
根気強くケアを続ければ、きちんと効果は現れますよ。
外側からと内側からのケアで、一刻も早く元に戻しましょう。
1.肌を冷やそう!
水や氷を使い、とにかく肌を冷やす事です。
日焼けしたばかりの肌は程度の差はあれど、赤みを帯びているはずです。
この状態は軽いやけどと同じなので、しっかり冷やす事により火照りを取り除きましょう。
2.水分をしっかり摂ろう!
特に肌が赤くなりヒリヒリと痛むような日焼けをした場合は、水分補給は必須です。
ヤケド状態となり細胞は水分を欲しています。
こまめに水分補給をしましょう。
「保湿」というとどんなイメージを持ちますか?
水分を肌に入れ込んでいくイメージがありますよね。
ですが、保湿というのは元々お肌の中にある水分を保つという意味だそうです。
日焼けした時に必要なのは「補水」。
こちらはお肌に水分を与えてあげる意味で使います。
トロトロとしたテクスチャーの化粧水は保湿性には優れていますが、補水性でみると物足りません。
反対に、お水のようなサラサラした化粧水は補水性に優れています。
日焼けをした時は、サラサラしたテクスチャーの化粧水を一時的にでも使う事をオススメします。
クールダウンも出来て良いですよ。
「ナチュリエのハトムギ化粧水」はコスパも良く、低刺激なので日焼け後のケアにぴったりです。
ですが、お肌の外側からの補水には限界があります。
蒸発してしまい、蒸発する時に肌の中に元々ある水分を一緒に連れていってしまうのです。
化粧水で保水したあとに、乳液やクリームでフタをする事を忘れないようにしましょう。
そして、しっかりと水分を摂取して内側からも補水しましょう。
適度に水分を補給する事でターンオーバーを助ける事ができます。
そうすることで元の白い肌を取り戻す準備ができます。
3.ビタミンを摂ろう!
ビタミンCを摂取しましょう。
ビタミンにはメラニンを抑制する効果があります。
食材から直接摂る事をオススメしますが、ビタミンCは水に溶けやすく茹でると水に溶けだしてしまいます。
食材から摂る場合は生のフルーツなどからをオススメします。
忙しくて手軽に済ませたいという人は、ドラッグストアなどに粉末で販売されていますので、そちらも合わせて使ってみてください。
ビタミンCは、必要以上の量を摂取すると尿に混じって自然と体外へ排出されるようになっているので、摂りすぎの心配もありません。
4.リコピンを摂ろう!
リコピンとはトマトに含まれている栄養素で、リコピンにもメラニンを抑制する効果があります。
これは日焼けした時に限らず、摂取する事を心掛けるとシミ予防にもなりますね。
ちなみにリコピンの含有量は、トマトよりもトマトジュースやケチャップに多く含まれているので、苦手でない人はトマトジュースなどから摂取する事をオススメします。
5.ビタミンC誘導体化粧品を使おう!
体内からだけでなく、外側からもビタミンを補いましょう。
ですが、肌が赤くヒリヒリしている時は控えましょう。
肌の赤みが取れ、少し落ち着いてきた頃に始めると良いですよ。
6.日焼け止めを塗ろう!
日焼けしたのに同じじゃない?と思ってしまいますが、実は日焼け後の肌は敏感になっており、より紫外線の影響を受けてしまいます。
シミの原因にもなるため、日焼けした時こそ出掛ける際など必ず日焼け止めを使用しましょう。
7.美白用化粧品を使おう!
こちらもメラニンを抑制する事によりシミの原因を防ぐ事ができます。
日焼けした肌を元の色に戻してくれる効果も期待できます。
日焼けの怖さはただ肌が黒くなる事だけでなく、シミやシワ、たるみなどの肌トラブルを起こしてしまう事です。
積極的に美白用化粧品を取り入れる事で予防をしましょう。
資生堂が開発した美白成分「4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)」も美白効果が期待できそうですね。
メラニンの除去や排出効果があります。
こちらは4MSK配合の美容液で、お手入れも楽でおすすめです。
8.入浴時のお湯の温度に気をつけよう!
日焼けのあとあまり熱い温度のお風呂に入る事は避けましょう。
温度の高いお風呂に入ると、入浴後の乾燥のしやすさを招きます。
肌が敏感になっている時なので、小さなケアをいつもより丁寧にしていきましょう。
9.睡眠をしっかり摂ろう!
特にゴールデンタイムと言われている22時〜2時の間に睡眠をとると良いでしょう。
この時間帯に睡眠をとる事で、お肌の回復を助けてくれるホルモンがたくさん分泌されるのです。
ですが、このゴールデンタイムには色々な説があり、入眠後3、4時間後がゴールデンタイムという説も有力なようです。
現代人は22時に就寝は難しいので助かりますね。
ですが、十分な睡眠時間を確保するためにも、早く寝た方が良いのは確かです。
どちらの説が正しいにしろ、入眠の時間帯に加え、睡眠の質をあげる事が大切というわけですね。
寝具を見直したり、寝る前にスマートフォンを長時間使用することを避けたりと、対策をとると良いでしょう。
10.ストレスを解消しよう!
これは直接日焼けには関係のないように思えますが、ストレスが体に及ぼす害はとても大きなものです。
ストレスとは嫌な事だけに限らず、暴飲暴食や夜更かしをする事も含まれます。
溜まってしまったストレスは吹き出物などのお肌トラブルの原因になったり、風邪をひいたりして放出されます。
ですが、その吹き出物や風邪がしんどいですよね。
元々は無理をして過度なストレスがかかってしまった事が原因です。
お肌のターンオーバーも美肌に貢献してくれる女性ホルモンもストレスが原因で簡単に乱れてしまいます。
たまにはお仕事を早めに切り上げる、頑張ったあとはご褒美を用意するなど、体を労るようにしましょう。
日焼けした肌が白く戻るまで
ターンオーバーとは
皮膚は「表皮」→「真皮」→「皮下組織」という3つの層で出来ており、表皮が体の1番外側の層となります。
今、肌を見たときに見える部分が表皮ですね。
この表皮は更に4層に分かれおり、「角質層」→「顆粒層」→「有蕀層」→「基底層」の順で、角質層が表皮の1番外側となっています。
反対に、1番深部にある「基底層→有蕀層→顆粒層→角質層」の順で表面に向かって押し上げられていく事で、表皮の1番外側にきた角質層がアカとなって剥がれ落ちる事を「ターンオーバー」と言います。
つまり皮膚は随時新しいものと取り替えようと、細胞をつくっては剥がしを繰り返しているのですね。
通常このターンオーバーは28日周期で繰り返されています。
加齢に伴い、ターンオーバーの周期も遅くなり、40代になると45日かかると言われています。
ターンオーバーは早くても敏感肌や乾燥肌の原因になります。
まだ完成していない肌が表面に出てきてしまうと、外部の刺激で簡単に傷ついてしまうからです。
ターンオーバーは、加齢だけではなく生活習慣やストレスなどでも乱れがちとなるので、規則正しい生活は美肌のカギとなりますね。
日焼けのメカニズム
さて、日焼けとは、どういうメカニズムで起こるのでしょうか。
まず肌に影響を及ぼすのは直射日光に含まれる「紫外線」です。
直射日光に当たると、この有害な紫外線が肌の奥深くに侵入することを阻止しようと細胞が活動し始めます。
真皮への紫外線の侵入を防ぐために、まず角質層で紫外線を反射しようとします。
この時に反射しきれず侵入してしまった紫外線を吸収するために、基底層にあるメラサイトという細胞がメラニン色素を作り出します。
そうすることで真皮への紫外線の侵入を防いでいるのです。
直射日光に当たれば当たるほど、紫外線の侵入は強くなりますからメラニン色素が増えていくのですね。
メラニン色素は肌を褐色に見せます。
このために、肌の色が黒くなるのが日焼けのメカニズムとなります。
そしてこのメラニン色素が色素沈着してしまうとシミの原因にもなります。
check★1日の中でもっとも日焼けしやすい時間帯は?
1度日焼けしてしまうと戻らないのかと言うと、ターンオーバーでお話した通り、肌は循環を繰り返しています。
紫外線によりメラニン色素が増大してしまった細胞もターンオーバーに合わせて再生されていく事で、元の肌に戻る事ができます。
その為ターンオーバーが正常に行われるように、睡眠をしっかりとったり規則正しい生活を送ることは、日焼けを戻すことに有効なのです^^
日焼けを白くする方法まとめ
いかがでしたか?
いつものケアを、いつもより丁寧にする事が大切だということですね。
それにプラスして特別なケアを少し加える事が、日焼けを戻したあとも美肌をキープするメソッドです。
ぜひ試してみて下さいね。
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