手間がかかる割に、食べてもらえないことが多い離乳食。
進め方も個人差が大きく、新しい食材を食べさせるときにはとても気を使いますよね。
今回は、初期からでも食べられる食材の1つ、「枝豆」はいつから与えても大丈夫なのか、調理方法やアレルギーについてまとめてみました。
枝豆がOKになる時期と離乳食にするときの調理法
離乳食として枝豆をあげてもいい時期としては、ペースト状にすることで、離乳食初期(5~6か月)から食べさせることができます。
調理法としてはやわらかくなるまで茹で、1つずつ薄皮を剥いてペースト状にします。
ここで重要なことは大人と違い、塩茹でしないことです。
赤ちゃんの臓器はまだ未熟なので塩茹でにすると負担がかかってしまいます。
ペースト状にする、と簡単に言いましたが、この作業がとても面倒ですよね。
すり鉢でつぶして、裏ごしをして…。
手作業でできないわけではありませんが、とても時間がかかり、他にも家事をやらないといけないのにそんな時間ないよ!と感じているお母さんは数多くいるのではないでしょうか。私もその一人です。
ところがつい先日、ハンドブレンダーを購入し、その悩みから解放されました。
安いもので3000円程度から売っているので、時間がない方におすすめです。
毎日の離乳食、毎回作っていたら大変なので、冷凍保存ができるかどうかも食材を選ぶうえで気になるところですよね。
枝豆は、冷凍保存もできます。
逆に、生の状態だと鮮度が落ちやすいので、購入したら早めに調理をして冷凍すると良いのです。
冷凍食品の枝豆も今は安価に手に入りますよね。
冷凍食品を使う時も、塩茹でされていないものかどうか確認する必要があります。
私は1週間に一回くらいの頻度でまとめて作り、製氷機に入れて凍らせ、凍ったらジッパーがついた袋に入れ替えて保存しています。
場所も取らず、使いたい分だけ取り出せるので調理するときに便利ですよ!
枝豆=大豆って知っていましたか?離乳食で使うにはアレルギーが心配
そもそも枝豆って何の仲間か、考えたことはありますか?
私はありませんでした。
意外にも、枝豆は大豆の仲間だそうで、緑黄色野菜の一種です。
大豆になる前の緑の状態の豆のことを枝豆と呼ぶそうです。
なので、アレルギーに関しては、大豆アレルギーを持っているお子さんの場合はアレルギー反応が出てしまう可能性があるため、食べさせることができません。
初めて与える場合は、ほんの少しずつ食べさせ、その後の様子観察を怠らないようにする必要があります。
栄養に関しては、枝豆は大豆と比べて、たんぱく質は少ないもののビタミンA、ビタミンCが豊富に含まれています。
- ビタミンAを摂ることで、粘膜を強化しウイルスの侵入を防ぐ効果があり
- ビタミンCを摂ることで、ウイルスに対する免疫力を高め治癒を早める効果があります。
風邪対策にぴったりの二つの栄養素が一つの食品で摂れるのは、離乳食の進みが良くない時にもうれしい食材です。
今の時期は風邪やインフルエンザが流行する時期です。
インフルエンザの予防接種は1歳を迎えないと接種できないので、日頃から対策をする必要があります。
手洗いなどに加えて予防効果のある栄養素を食べることも、対策の1つに加えてみるのも手かもしれません。
枝豆を食べることで少しでも予防につながるのであれば、積極的に摂取したい食品ですね。
離乳食に枝豆、与えていい時期やアレルギーについてまとめ
枝豆は冷凍保存ができ、初期からも食べさせることができる便利な食材ですが、アレルギーが出ることもあるので注意が必要です。
また、食べることで、風邪やインフルエンザの予防効果がある栄養素も含まれており、夏だけでなく日頃から適度に摂取を心掛けたい食品ですね。
初めての食材を試すときは、かかりつけの小児科がやっている日だと安心ですよ。
食べ物のおいしさ、食べることの楽しさが赤ちゃんに伝わるようにアレルギーに気を付けながら赤ちゃんにも、お母さんにも無理なく進めることが大切ですね。
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