社会人になるということは、業務はもちろん、円滑な人間関係を築くことも求められますよね。
上司の誘いは断ってはいけないという風潮も無くなりつつありますが、いざ自分がその立場になるとハッキリNOと言えない事もしばしば。
せっかくのお昼休みもランチのお誘いがあるかと思うと憂鬱に。
出来れば上手く断って一人で過ごしたいなぁ…と溜息が聞こえてきそうですね。
今回はそんなお悩み解決のお手伝いが出来ればと思います。
失礼にならない上手なランチの誘いの断り方
基本的に人間関係は、急ハンドル急ブレーキは避けた方が無難です。
突然その日を境に、キッパリ断り続けるということになると、余計な確執がうまれるかもしれません。
ですが大切なお昼休み。
これくらい我慢すれば…と思って行くことも出来るかもしれませんが、自分の時間は大切にしましょう。
そしてそれと同じように、相手の気持ちも思いやる断り方をする事でわだかまりが残らずに済みます。
それでは状況別にご紹介していきます。
ワンクッション置いて断る
お誘いを受けた時、
「ごめんなさい!無理です。」
など否定から入るのではなく、
「いいですね!でも今日はちょっと…また今度誘ってください!」
とまず肯定をしてから「NO」を伝える方法です。
人は自分の意見や気持ちを否定された時に不快に感じます。
「いいですね!」など、まず相手の気持ちを受け止める事により相手もあなたの気持ちを受け取ろうとしてくれます。
なので、まずは肯定をしてお誘いしてくれた相手の気持ちを受け取りましょう。
その上で自分の「NO」という意見も伝えるようにしましょう。
これは毎回使うと不自然になるので、どうしても今日だけは断りたいという時には効果的でしょう。
お弁当を持参する
「最近自炊をするようにしていて、夕ご飯の余り物を詰めてきたんです。」
こんな風にお断りすれば、なら仕方ないかと相手も納得せざるを得ません。
自炊をすると実際に節約にもなりますし、手作りのものは健康にも良いので一石二鳥ですね。
少し手間がかかる事なので、無理のない範囲で活用してみてください。
大きい買い物をしてしまい金欠である事にする
「カード払いだからって油断していたら結構厳しくなっちゃって…」
などと、OL同士で共感できそうな理由にすると先輩も理解を示してくれるかもしれません。
「じゃあ奢るよ!」なんて言ってくれる気前の良い先輩もいるかもしれませんが、その場合は
- ランチには行けないから既に買ってきてしまったと言う
- 本当にお弁当を持っていく
のどちらかで上手く切り抜けられるでしょう。
ダイエット中であることにする
男性には嫌がられる可能性もありますが、女性になら割と理解される理由だと思います。
ダイエットとは一日だけするようなものでもないので、これで断り続けられます。
その代わりあくまで相手の前ではダイエットをしているという風に過ごさないといけないので、少し手の込んだ断り方となります(笑)
今は急激なダイエットは良くないという認識も高いので、食生活を正しているという風に主張すれば今後誘いが入る事もぐっと減るでしょう。
誘ってくれた方へのお礼を忘れずに
そして最後に全てに当てはまることですが、誘ってくれたことへのお礼はきちんと伝えると尚良いです。
感謝されて嫌な気になる人はいないので、金欠やダイエットを理由にするにしても、感謝の言葉を伝えることであとに響かない断り方となりますよ。
誘われたら断ってはいけない?みんなどうしているのか知りたい!
お昼休みはゆっくりしたいから、できればランチには行きたくない…でも断ると角が立つかもしれない…と堂々巡りになってしまうランチのお誘い。
他の人達はどうやって切り抜けているのでしょうか。
働く女性の皆さんに「ランチのお誘いを断れますか?」とアンケートをとったところ、
約40%が「はい」と答えたのに対して、
「いいえ」と答えた人は約60%
という結果になっています。
つまり半数以上の女性が上手に断る事が出来ないというわけです。
断れなくて困っている人の方が多いとなると少し心強いですね。
「はい」と答えた40%の人の意見は、仕事やちょっとした用事を理由にしているようです。
銀行や郵便局など決まった時間、平日に済ませなければいけない用事を理由にすると自然ですよね。
中には素直に断るという人もいて、ハッキリ1人で食べたいという気持ちを伝える方法もあるようです。
これには自分や相手の性格、環境もあるでしょうから、全ての人が出来る訳ではないかもしれません。
職場でランチに誘われたけど断りたい時まとめ
これらの断り方を自分や相手の性格に合わせて使い分け、ぜひ参考にしてみてください。
そして顔も見たくないほど嫌いな相手でない限り、自分からしっかり挨拶をしてみたり、コミュニケーションを適度にとることをおすすめします。
女性同士とは繊細なものです。
きちんと相手に対して「あなたの事が嫌いではないですよ」と伝わるような心掛けをすると、関係がこじれる心配もないでしょう。
お昼休みが有意義な時間となりますよう願っております。
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