仲の良い友人の結婚式のスピーチをお願いされたら、思い出に残る素敵なスピーチをしたいと考えますよね。
学生時代から共にしている友人であれば、その友人のことをあだ名で呼んでいる人がほとんどでしょう。
結婚式でのスピーチも、いつも通りあだ名で呼びたいけれど、マナー違反になるのではないかと気になると思います。
この記事では、結婚式のスピーチで新郎や新婦をあだ名で呼ぶのはマナー違反になるのか・その他、結婚式のスピーチでのマナーについてご紹介しています。
結婚式のスピーチで友人の呼び方はあだ名じゃダメ?
結婚式のスピーチでの友人の呼び方は、基本的には「〇〇くん」「〇〇さん」と呼ぶのが良いでしょう。
ですが、あだ名で呼ぶことがマナー違反になるということでもありません。
ただし一部の人しか呼んでいないようなあだ名や、身体的特徴など聞いている人を不快にさせるようなあだ名である場合は、控えるべきです。
名前にちなんだあだ名である場合はマナー違反にはなりませんが、最初の挨拶の時は「〇〇くん、〇〇さんご結婚おめでとうございます」と呼ぶようにするのが、一般的なスピーチとなります。
そして最初の挨拶が終わり、あだ名で呼ぶ際には「ここでは、いつも通りの呼び方で呼ばせて頂きます」という風に一言挨拶を加えると、聞いている人を混乱させることなく、より印象が良いスピーチとなります。
覚えておきたい!結婚式の友人スピーチで守るべきマナー
スピーチの際に、友人をあだ名で呼ぶことは大丈夫ですが、結婚式のスピーチにはその他に守るべきマナーがあります。
服装や身だしなみを整えることはもちろん、スピーチの長さや内容などにもマナーがあります。
今回は一般的に控えるべきと言われていることや、守るべき結婚式スピーチのマナーについてご紹介します。
結婚式の友人スピーチの長さ
まず、結婚式のスピーチの長さについてです。
大体、3~4分で読み終えることが出来るくらいの長さにおさめましょう。
言いたいことがたくさんある場合、早口で一気に話すと聞き取りづらいこともありますので、聞き取りやすいスピードで読んで、3~4分で読み終えるように調節しましょう。
結婚式でNGな使ってはいけない言葉
そして、結婚式などのお祝いの場では忌み言葉・重ね言葉は禁止されています。
忌み言葉とは「別れや不幸を連想させる言葉」です。
具体的には、「別れる・泣く・悲しむ・逃げる・去る・冷える」などです。
また重ね言葉とは「皆々様・いついつまでも・再々」などと、重複している言葉のことです。
このような言葉の言い回しを結婚式のスピーチの中で使わないようにしましょう。
その他、下ネタも聞いている人を不快にさせる可能性があるため、控えるべきだと言われています。
新郎新婦の過去の恋愛話も、冗談のつもりであっても2人の仲や空気を悪くさせる可能性があるため、控えましょう。
結婚式のスピーチ時の礼についてのマナー
次に、お礼についてのマナーです。
スピーチ時の、基本的な礼の仕方は以下の通りになります。
まず、スピーチの際に司会の人から名前を呼ばれたら、その場で着席したまま同じテーブルに同席している人達に対して一礼します。
そして、立ち上がり、出席者全員に対して一礼します。
マイクの前に立ったら、新郎新婦に一礼をして、再び出席者全員に一礼してスピーチを始めます。
スピーチ終了後、出席者全員に一礼をして席に戻ります。
着席前に同席している人に対して一礼をして座ります。
その他、マイクの高さを必要以上に変えたり、マイクテストをすることも控えた方が良いとされています。
スピーチの内容や振る舞いに比べて、あまり重要視されない部分であるからこそ、しっかりとおさえておきたいポイントですね。
友人スピーチでの新郎新婦の呼び方やマナーまとめ
いかがでしたか?
結婚式のスピーチでは、友人のことをあだ名で呼ぶのはOKということですね。
ですが、不快にさせてしまうようなあだ名や一部の人しか伝わらないようなあだ名は控えた方が良いため、事前に周囲の人に少し相談してみるのも良いかもしれませんね。
新郎新婦にとってもスピーチをする人にとっても、一生に一度の思い出に残る結婚式でのスピーチです。
この記事を参考にして素敵なスピーチにして下さいね。
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