焼きそば、たこ焼き、クレープ、小判焼き……
縁日で色々な露天を横目に見つつ(食べ物ばっかり!)、金魚すくいはいっつも盛り上がっているなー、とほほえましく思います。
「たくさんすくえた!」といっては喜び、「おまけしてもらった!」といっては喜ぶお子さんはかわいいですよね♪
そんな金魚ですが、なんだか弱くてすぐに死んじゃうイメージがあるのですが、中にはとっても長生きする子もいるようです。
せっかく家族の仲間入りをしたのだから、いつまでも元気でいてほしいもの。
上手な持ち帰り方、飼育の仕方はないでしょうか?
金魚すくいの金魚を弱らせない上手な持ち帰り方
金魚の専門店で買うと、持ち帰りに最適な方法で(酸素をたくさんいれてくれるとか、大きい袋にいれてくれるとか)持ち帰らせてくれますが、縁日ではそういうわけにはいきません。
なるべく金魚に衝撃を与えないよう、そーっと持ち帰るしかなさそうです。
なるべく水をたくさん入れてもらう、金魚をたくさんとってしまったときには、1つの袋にいれてもらうのは3匹までにしてもらうなどで、少しでも金魚のストレスを減らしましょう。
電車やバスに乗るときも、床に袋をつけたりしないように。
手で持ち上げたまま揺らさないように持ってください。
また、夏の暑い中、1時間も持って歩くのならば水温の上昇が心配です。
クーラーバッグなどの中にいれ、バッグの持ち手と袋の紐を一緒に持って、水をこぼしたりしないようにそっと持ち帰りましょう!
<元気に育てるために>金魚すくいの金魚、飼育のコツを解説!
金魚をすくう前から準備ができているのが理想です。
大きめの水槽にカルキ抜きをした(カルキ抜き剤がペットショップなどに売っています)水を用意しておきます。
持ち帰った金魚は、そのまますぐに水槽に移してはダメ!
袋のまま水槽につけて10~15分。
周りの水温に袋が馴染んできたら、そっと金魚を水槽に放します。
このときの金魚は弱っているので、触れたり網ですくったりせず袋を逆さにするように中の水ごと水槽に移しましょう。
縁日の金魚は狭いところにたくさんで泳いでいるので、みんな同じ病気にかかっていることが多いそう。
とりあえず水槽に混ぜて使うタイプの皮膚病の薬を用意しておいて、それを使います。
1,2週間を乗り越えると、結構長生きできるようです。
最初が肝心なので、準備をしてからお祭りにいくようにできるのがベストですね♪
準備ができなかった場合は運頼みです!
金魚たちの生命力を信じて!!
でもせめて大きいところで泳がせてあげたいので、バケツなどに水をはって離してあげましょう。
袋から出すときの手順は水槽のときと同じです。
これは緊急処置なので、なるべく早く水槽を用意してあげてくださいね♪
水槽の水をこまめに変えてあげることも大切。
夏なら1週間、冬でも1ヶ月に一度は水を交換します。
その日数が経たなくても、
- 水が濁る
- 餌の食べ残しが浮いている
- エアーの泡がなかなか消えない
- 水が匂う
- ガラス面に藻などが付着している
金魚の上手な持ち帰り方や飼育のコツまとめ
子供の頃、10年くらい生きている縁日の金魚を飼っている人がいました。
餌が良かったのかストレスがなかったのか、「鯉?」とみまごうサイズにまで成長していました(笑)。
上手に育てればそんなに元気に(鯉サイズではなくてもよい)育ちます。
ヒラヒラと水のなかを優雅に泳ぐ金魚は、大人が見ても癒しになります。
お子さんたちにも小さい友達を大切にする気持ちが育つといいですね♪
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