暑い夏、重宝するのがエアコン。
人にとっても、ペットにとっても。
勿論、夏だけでなく冬だって寒さを乗り切るためには必要なものです。
ところで、お盆や正月には実家へ帰省するという方も多いですよね。
しかし、ペットは家に留守番だから、ペットのためにエアコンをつけたままにしておきたいと考えてはいませんか?
また、朝あまりにも暑いからエアコンをつけた、もしくは、昨日からつけっぱなしのままで消すのを忘れて帰省してしまったなんてことも!
エアコンをつけっぱなしにするのは、実はいいことではないんです。
エアコンをつっけぱなしのまま家を離れる危険性を少し考えてみましょう。
エアコンをつけっぱなしでの外出は火事になる可能性も⁉ペットがいる場合はどうする⁇
電気器具は、使用すると熱を持ちます。
それはエアコンでも同様の話。
熱を持つということは、つけっぱなしにしていると火事になるのではと不安になってしまいますよね。
結論から言ってしまえば、エアコンをつけっぱなしにしたままにしていたとしても、火事になる可能性は低いといえます。
スーパーやコンビニなど、24時間エアコンをつけっぱなしにしているところはありますが、火事が起きたという話を聞くことはあまりありませんよね。
とはいえ、エアコンを原因とした火事、全く事例がないわけではありません。
原因としては電源プラグやコードの発熱・ファンモーターの接続部の発熱、ホコリの蓄積などによる漏電現象、エアコンの老朽化などが挙げられます。
これらは、必ずしもエアコンをつけっぱなしにすることで生じるわけではありません。
しかし、エアコンをつけっぱなしのまま帰省してしまった場合、いざ火事が起きた時にすぐに対処できず、被害が広がってしまう可能性があります。
ごくまれの可能性とはいえ、用心するに越したことはありません。
とはいえ、日々しっかりとメンテナンスをしていれば火事が起こる可能性はほぼないといえるでしょう。
さて、問題はペットの話。
犬などの毛がある動物は暑さに弱く、あまりに暑い中に居続けると熱中症になってしまう危険性が。
一泊ならば、エアコンをつけっぱなしにして自宅に留守番でも問題ないでしょうが、二泊以上となれば家で留守番させるよりも、知人に預けたり、ペットホテルにお願いすることをお勧めします。
エアコンによる気温調整以外にも食事や排せつの問題があり、ペットの世話をしてくれる誰かがいたほうが安心できるからです。
エアコンつけっぱなしの問題点とは?壊れることは?
問題点1 電気代
エアコンをつけっぱなしの問題点の一つが電気代。
しかし、エアコンはつけっぱなしの方が電気代がお得、そのように聞いたことがありませんか?
エアコンが一番電気を食うのは設定温度まで温度を調整するとき。
そのため、一時間程度の外出ならばつけたままの方がお得です。
しかし、あまりに長時間となるとさすがにその方が電気代は高くなります。
そこまで大きな金額ではないですが、やはり節約できるところは節約しておきたいですよね。
問題点2 故障の可能性
二つ目が故障の危険性。
とはいえ、前述したとおり、24時間まわしているお店もあるくらいですから、つけっぱなしのせいで故障をする可能性は低いです。
しかし、エアコンの寿命は短くはなります。
どうしてもつけっぱなしだとモーターなどがすり減ってしまいますから、その分起動年月が短くなってしまいます。
従来10年程度といわれているエアコンですが、つけっぱなしだと5~6年程度と考えてください。
ただ、エアコンの故障を防ぐには、エアコンのメンテナンスをしっかりすることが一番大切ですよ。
問題点3 身体への影響
三番目の問題として体への影響があります。
エアコンをつけっぱなしにしていると乾燥したり、血液の循環が悪くなり、体が冷えすぎてしまう危険性が。
また、冷えすぎた室内から外に出たことで、温度差に気分が悪くなってしまうことも。
体調に影響がないよう、外との寒暖差をあまりつけず、適度な温度に保つ必要があります。
特に夏は、しっかりと汗をかいて拭くようにしてくださいね。
帰省中のエアコンつけっぱなし、どう思う?まとめ
エアコンをつけっぱなしにしても電気代や故障などといったリスクは低いものです。
しかし、精密な電化製品。
何かが起こった時にすぐに対処できるように、やはり長い間家を空ける場合は消して出かけるのが最適でしょう。
それから帰省に新幹線を利用するご予定なら、ラッシュになりますから指定席を押さえておくと良いですよ。
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ペットに関してはペットホテルの利用も視野に入れ、楽しい帰省を過ごしてくださいね。
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