お子さんの健康状態や、家庭の事情などで七五三のお祝いをパスせざるを得なくなること、ちょっと残念ですがない話ではないですよね。
そんなとき、一年ずれても写真やお参りに出掛けるのはアリでしょうか?
それとも過ぎてしまったのだから遅れてすることに意味はないのでしょうか?
子供の健康を祈る七五三。大事な習慣だからこそ気になりますよね!
遅れてしまっても大丈夫?七五三のあれこれ、まとめてみました!
七五三が出来なかった人はお祝いはどうする?1年遅れでやる人はいる?
実は様々な事情で七五三を一年遅れ、または時期外れで行うご家庭は少なくないようです。
そもそも七五三って、どんなお祝いなんでしょう?
1681年12月24日(現在の11月15日)、江戸幕府第5代将軍である徳川綱吉の長男、徳川徳松の健康を祈って始められたというのが一番有力な説です。
子供の健やかな成長を祈る親の気持ちは、昔も今も変わらないんですね!
その事から神社庁では11月15日を「子供の成長を祝って神社、寺などに詣でる年中行事」としているのです。
でもこの七五三、今でこそ全国で盛んに行われていますが(結婚披露宴並みに派手に行う地方もあるとか!)元々は関東圏のみの地方行事だったんですって!
11月15日はどこの神社も写真店も混むので、最初からそれ以外の10月(とくに寒冷地)11月の土日祝日にお参りにいく、という人もいます。
日にちに関わらず、お子さんの体調の良い日、ご両親のスケジュールの合う日などで予定をたてても悪いことではありません。
また最近は数えではなく満年齢でお祝いするご家庭も増えているそうなので(つまりは一年遅れですよね?)、祝う気持ちがあればいつでも構わないのではないでしょうか?
ちなみに、写真屋さんでは一年中七五三の写真を撮ってもらえます。
むしろ時期がずれていて、なおかつ写真だけ(晴れ着を持ち出さない)となればお値段が安くなったり、衣装をたくさん着せてもらったりなどの特典があることも!
狙っている写真やさんがあったら問い合わせてみてくださいね。
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七五三のお参りは時期外れで行っても大丈夫?
七五三のお参りに関しても、時期が外れても大丈夫です!
ただしご祈祷をあげてもらうのならば、神社に確認を。
気持ちは神様へのお礼と感謝だったとしてもあくまで神事ですから。
ただ、略式参拝であればいつ出掛けても構わないのです。
先程の確認をとらなければいけないのは、子供に正装をさせて、拝殿に上がり神主さんに祝詞奏上していただく『正式参拝』の場合。
これに対して、お賽銭箱の前で手を合わせるだけのことを『略式参拝』といいます。
どちらが良くてどちらが悪いということはないそうなので、神様に対しての礼儀や子供の成長への感謝を持ってお参りすればそれで大丈夫。
それだったら時期が外れても、年が変わっても心置きなくお参りできますよね!
ご主人の海外赴任、お子さんの病気、身内の不幸など七五三を見送ってしまう理由は様々。
「してあげられなかった」ことに胸を痛めていらっしゃる方も多いのでは?
でも、お子さんの健康や成長を祈る気持ちは、七五三だからということではないはず。
確かに節目ではありますが「こんなに大きくなりました」という神様への報告なら、いつでもOKですよね!
一番お気に入りの洋服で、お賽銭箱の前でお参りをしてスマホで撮った写真だったとしても、親御さんの愛情があれば、何も問題ありません。
季節が外れたら千歳飴は手に入らないかもしれませんが、なにかお子さんの大好物でお祝いしてあげてくださいね!
七五三のお祝いは一年遅れや時季外れでも大丈夫?まとめ
七五三はお祝いする年が少しずれてしまっても、七五三時期である11月にできなかったとしても、いつお祝いしても問題ありません。
数え年ではなく、満年齢で行うご家庭も増えているとのことなので、そのあたりも昔の七五三とは少しずつ変わってきているのかもしれません。
お祝いしたいという気持ちが大切なので、それぞれのご家庭でタイミングを見て成長をお祝いしてあげてくださいね。
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