お正月といえばおせち料理、お年玉、年賀状…そして初詣ですね!
ご利益があると噂の神社や、毎日通るご近所の神社に初詣に行かれる方も多いのではないでしょうか?
お友だちや彼氏と別々に約束してしまったら、初詣は2回。
なんだかバチが当たるような感じがしないでもありません。
初詣に複数回出掛けるのって、大丈夫なんでしょうか?
初詣に行ってもいい回数や、いつまでに行かないといけないという決まりはあるかなど、まとめてみました。
初詣では神社に二箇所以上行ってもいい?回数に制限はある?
祀られている神様が違うなら複数の参拝は大丈夫
何となく何回も初詣にいくことは、神様がバッティング(?)してしまうような感じで良くないように思えますよね?
でも、実は悪いことではないようですよ?
というのも、神社によって祀られている神様はそれぞれ。
叶えられるお願いもみんな違うので、目的に合わせてお参りしてもいいのだそう。
出掛ける前に何の神様が祀られているのか調べてからいくと、神社に合わせたお参りができるのでいいかもしれませんね!
おみくじは参拝の後
正月三が日は、人気の神社では参拝するまでに1時間2時間待ちが当たり前のこともありますよね。
混んでいるからといって、先におみくじを引いたりしないでくださいね!
おみくじは、神様との会話なんです。
つまり、お参りの時にお願いしたことに対する神様からのアンサーなんですね。
なので、おみくじは参拝のあと。
心を静めて神様からの声を聞きましょう!
お守りは願いが違うものは複数持っても大丈夫
そして、神社に出掛けたら是非戴きたいお守りですが、これも複数つけていても問題はないそうですよ!
同じ願いのものはひとつが望ましいですが、家内安全と交通安全と学業成就は一緒に持っていても問題なし。
ただし、お守りはいつまでも持っていていいものではないんです。
願いが叶ったら、神社に返しにいくのがマナー。
社務所などに、お守りをお返しするための箱などが用意してあるところがほとんど。
いただいたときの代金程度のお賽銭を添えて、成就したことに対するお礼とします。
いただいた神社にお返しするのがベターですが、遠かったりして難しいときには違う神社でもいいそうですよ!
初詣はいつまでに行くもの?決まりはある?
三が日が終わったら何となく「初詣」の感じではないような…
そんなことはないんです。
一般的には、松の内までに参拝することが望ましいとされています。
松の内というのは、門松が飾ってある期間のこと。
関東だと7日まで、関西では15日までとなっています。
「お正月」というのは、そもそも歳神様を迎える行事のこと。
そのために年末には大掃除をして、お正月飾りをしておせちを作り、鏡餅を飾ります。
歳神様というのはご先祖様だったり稲作の神様だったりと諸説ありますが、いずれにせよ私たちの生活を守ってくれる神様なわけです。
そのために、できる限りのおもてなしの準備をしていたわけですね。
ちなみに門松は山から降りてきた歳神様の目印になるもの、鏡餅は歳神様が滞在中宿るものだと考えられています。
この歳神様が松の内の間滞在しているので、その間に初詣をするのが望ましいということなんですね!
でも、それでも都合がつかない方もなかにはいらっしゃいますよね?
「年が明けてから最初にいくお参り」なので、松が開けても行かないよりはいった方がいいのです。
叶えたいお願いがあるときは、遅くなってもお参りしてみましょう。
前の晩からいただいたお酒が残ったまま…なんていう参拝はNGですよ!
本来は神様に会いに行く神聖な行事ですから、境内での飲食もしてはならないそう。
服装も一張羅とはいいませんが、気をつかって行った方がいいそうです。
晴れ着で行くってそう意味だったんですね!
ちなみに初詣は何回行ってもいいのですが、願い事はひとつ、というのが正しい参拝です。
今が満たされて幸せ一杯で、なにもお願いすることがない(!)という人は、今順調なことに対する感謝の気持ちを伝えるといいそうです♪
初詣に行ける回数やいつまでに行けばいいかまとめ
毎年ご近所の屋台も出ないような小さな神社にお参りにいきます。
さすがにいきなりおみくじを引くことはしませんが、今年は正しいお参りができそうです。
あれもこれもお願いしたりしません!!
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