七夕のそうめんといえば色々な食べ方がありますよね。
普通にお皿に盛って食べたり、竹を半分にして流しそうめんにして食べたり、各家庭で工夫をしながら食べられています。
そんなそうめんですが、夏の間は食べる機会も多く飽きてきますし、そうめんが食べられない人もいますよね。
七夕に食べるもので、そうめん以外にはどんなものがあるでしょうか?
そもそもなぜ七夕にそうめんを食べるのでしょう?
そこで今回は、食べやすいように子供の好きなもので工夫をして作ってみた七夕メニューや、七夕にそうめんを食べる理由などをまとめてみました。
七夕の風習で食べ物にまつわるものはどんなものがあるの?
七夕で食べ物にまつわるものはまずはそうめんなんですが、中国から伝わってきていて、もともとは唐菓子でした。
それが時が経つにつれてそうめんになったのです。
日本では千年も前から、七夕にそうめんが食べられているんだそう。
七夕のそうめんには、色合いにも意味があります。
短冊の色に合わせて、トマト、キュウリ、とうもろこし、豆腐などを五色添えて食べる事で、邪気を祓い、厄除けをすると言う意味があったのです。
そんな意味があるそうめんですが、飽きてしまった時や「今年はいつもとは違うメニューにしたい!」という時の七夕メニューをご紹介していきます。
天の川風カレーライス
まずは、子供たちが好きで良く食べる物。
カレ―ライスです。
七夕にぴったり合うようにジャガイモ、ニンジンは星形にして、玉ねぎは少しいつもより太目にする事で、天の川のイメージで盛り付けいくと子供たちが喜んで食べてくれますよ。
夏にぴったり♪ちらし寿司
ちらし寿司、こちらも卵は天の川に、キュウリ、ハムを星形にする事で七夕に合わせたメニューになります。
麺類が苦手でも、ちらし寿司なら食べてくれるかもしれません^^
七夕といえば星!星型ハンバーグ
やはり七夕ということで、カレーにもちらし寿司にもちいさな星をご提案しましたが、いっそのことハンバーグ自体を星型にしてしまうというのはいかがでしょう!
ハンバ―グを大き目の星の形に作り、上に星形のチ―ズをのせたりするのもいいですね。
サラダも野菜を星形にしたり、キャベツの天の川で添えたりするとキレイで食欲も湧きますよ。
おまけ*そうめんでこんな応用はいかが?
最後に我が家では、そうめんもそのまま食べるだけでなく、そうめんで揚げ物を作ったりします。
作り方は、
まずそうめんを半分に切ってから、水分を良く取ってしまいます。
それから、ハムは星形に切っておきます。
ここで天ぷら粉を作って、平らな入れ物にそうめんを置いて、上にハムを乗せて少しずつ天ぷら粉を垂らします。
そしてそうめんとハムが出来るだけ油の中で離れないように、揚げていきます。
揚げる時は、お玉と箸でゆっくりと揚げて下さい。
出来たら、めんつゆを少し薄めてからつけて食べて下さいね。
揚げる際には火傷にはお気をつけください!
七夕にそうめんを食べる理由は〇〇だった
上記にも書きましたが、七夕のそうめんは千年前に中国から伝わってきたものです。
7月7日に中国の帝の子供が亡くなり、後に1本足の鬼になって流行り病を起こしました。
子供の好きだった策餅(さくべい)をお供えして祟りを鎮めた事が中国から伝わってきて、7月7日に食べられる風習になりました。
策餅(さくべい)とは、米粉と小麦粉と塩を少ない水でこねてから乾燥した物です。
食べる時に湯がいてから、食べるそうですよ。
この策餅(さくべい)別名は麦縄(むぎなわ)とも言われて、時が経ち今はそうめんと呼ばれています。
七夕にそうめんを食べる意味は他にもあり、鬼の祟りを鎮める事と、着物等の機織りが上達する事を願う行事でもあり、そうめんを白い糸として食べていました。
無病息災の願う意味もありましたよ。
なんとなく、天の川をイメージしているのかな~などと思っていましたが、七夕の日にそうめんを食べることはしっかりと意味があったんですね。
七夕にそうめん以外ならどんな献立にする?まとめ
いかがでしたか?
本来の七夕に沿ってそうめんを食べるのもいいですが、たまにはそうめん以外の食べ物で七夕らしさをだしたメニューにするのも楽しいかもしれません。
見た目から楽しい七夕風の星モチーフ、きっとお子さんも喜んでくれますよ!
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