夏場の食品管理ってどうされていますか?
食中毒の怖いニュースもあって、除菌能力の優れた台所洗剤もたくさん出回っていますね。
ただ、食品自体が腐ってしまっては元も子もありませんね。
そこで今日はそんな苦い思い出を作らないようにするため、夏場は何でも冷蔵庫に入れないと腐りやすいのか?冷蔵庫に入れていれば安全なのか?
また、夏場でも冷蔵保存でもたない食品は何なのか?を探っていこうと思います。
家族の健康を守る大事な食事ですから、これを読んで賢く安全に夏場を乗り切りましょう!
夏は冷蔵庫に入れておいても腐りやすい物もある⁉食べ物が腐りやすくなる原因とは?
実は私、夏場にご飯を腐らせた経験があります。
いつもなら保温状態のお釜の中に入れておいても平気だからと、夏場にうっかり冷蔵庫に入れ忘れた前日炊いたご飯でチャーハンを作りました。
食べた時のあの何とも言えない不快な酸っぱい味ったらなかったです。
幸い食中毒にはなりませんでしたが、あの時のことは忘れられないです。
まずはなぜ「腐る」んでしょうか?
それは食品に付着した細菌が増殖した時に起こります。
その際、人体に影響を及ぼすほど増殖している状態のことを言います。
また細菌自体が増殖する際に、適度な養分と水分を要します。
鍵となるのが温度。
約35度前後がもっとも増える温度と言われています。
また食品自体に含まれる水分が、多ければ多いほど腐りやすくなります。
…という事は夏場のお弁当作りにも、この2つにさえ注意しておけば何とかなりそう!!
冷蔵庫に入れておいても安心してはいけないのは、野菜などを保存する際についている水分や、冷蔵庫に入れていることによってできる結露が原因です。
上記のように、水分が多ければそれだけ腐りやすくなってしまうからですね。
冷蔵庫は開けたり閉めたりを繰り返すと、庫内の温度が多少変わってしまいます。
温度が変わると、結露などができやすくなってしまうんですね。
ずっと閉めっぱなしなら問題ないですが、そういうわけにもいきません。
細菌が増殖する条件の温度は、冷蔵庫に入れておけばまず大丈夫だと思いますが、水分は少し気にした方がよさそうですね。
対策としては、野菜などは新聞で包んで冷蔵庫に入れておくといいですね。
余談になりますが、お弁当には極力ご飯を素手で触らない(ラップなどを利用する)とか、お酢や梅干しなど殺菌効果のあるものを使う、水分が出てくるものはキッチンペーパーで吸い取るなどの工夫をしてみましょう!
夏の料理保存法をご紹介
その日のうちに作ったものならその日に消費してしまえば保存は必要ないのですが、共働きや育児などで忙しいお家で今とっても好評なのが「作り置き料理」。
今やレシピ集も書籍からネットまで幅広く大人気!
また空いた時間に作って小分けにしておくことで節約にもなりますし、大食い防止によるダイエット効果など嬉しい事も!
独身の方にもおススメですね。
ここで夏の料理保存法の基本もご紹介していきましょう。
やはり菌を増やさないためには、温度と水分にポイントを置くべき。
作りたてのまま入れてしまうと容器の中で熱がこもってしまいますし、庫内の温度も上がってしまいます。
そのため、早く冷めるように容器を浅めのものにするのもGOODです。
なぜなら、いずれも食品の中に水分が多く含まれてるからです。
そのため小分けも、一回で食べきれる量だけを小分けしましょう。
ない場合はきちんと冷まして、鍋ごと冷蔵庫へ。
夏の冷蔵庫は腐りやすい?安全な料理保存方法まとめ
いかがでしたか?
とにかくよく冷ましてから冷蔵、冷凍庫へ!という事ですが、食べる時には温めにもポイントが。
実は電子レンジでの温めについては容器の中で温まっているところ、まだ冷たいところのムラがあり、混ぜたらぬるーい感じになっている事多くないですか?
これは電子レンジのマイクロ波が当たるスポットに関係しているわけですが、もし温めるなら必ずしっかり温める事!!
一度かき混ぜてもう一度チンするくらいでいましょう。
確実なのは鍋!!
料理を入れてまんべんなく熱を通すことができます。
いずれも、冷やす→冷蔵or冷凍庫へ→しっかり温め、の順で行えば問題なさそうです。
またオカシイな?と思ったら迷わず捨てましょう!
特に常温保存できないものを常温で放置してしまった場合は大変危険です。
もったいないかもしれませんが、食中毒の危険には代えられませんからね。
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