初めてピアスを開けて、ホールを安定させるためのファーストピアスが埋まってしまった時、とても焦りますよね。
せっかく開けたホールが安定する前に埋まってしまうとなんとも残念な気持ちに…。
この記事では
・どうして埋まってしまったんだろう?
・ファーストピアスの疑問
について、私の体験談も交えて書いています。
次は成功させるために、原因や対策を把握しましょう!
ファーストピアスが埋まる原因と実際埋まったらどうするのがベスト?
まずはなぜ埋まってしまったのか、を見てみましょう。
原因がわかれば次からは失敗しないように気をつけることができますよね。
ファーストピアスが埋まる原因は…
ファーストピアスが埋まってしまう原因については、
- ファーストピアスのシャフトが短い(耳たぶが厚い)
- キャッチ部分をきつくしめてしまい、耳たぶにめり込む
- ピアス部分をいじり過ぎてしまったり、寝ている時に枕などに当たる
- 耳の前側に当たる部分が小さく、ホールに埋まりやすかった
などが考えられます。
私の場合は、横を向いて寝てしまうことが多かったのと、キャッチを強くしめ過ぎたというのが当てはまるかなと思います。
埋まってしまったらどうするのがいいのか
埋まった状態で放置すると、穴がふさがろうとするのでさらにピアスが埋まり、切開し取り出すことになります。
ピアスを取り出すだけなのでそこまで本格的な手術ではないにしろ、傷跡は残ってしまいます。
また、ファーストピアスの素材によっては感染など、皮膚や体に良くない影響が出ることも考えられますよね。
なので埋まってしまったら、なるべく早めに病院へ行くことをおすすめします。
たまに自力で抜き出す方もいるみたいですが、きっと痛いと思います…。
病院では麻酔するくらいですからね。
自力で抜き出して菌が入っても大変ですし、衛生面のことも考えて無理はしないようにしましょう。
埋まってしまったピアスを病院で取り除く場合、保険が適用になるかどうかは病院によって違うので、受診する前に確認しておくといいと思います。
ちなみに、一度ピアスが埋まってしまった場所に、もう一度穴を開けるのはあまり良くないです。
もう一度開ける場合には少し位置をずらすことが多いので、埋没後また開けたい方はご参考までに。
私は初めてピアスを開けた時、病院で開けてもらいました。
ピアスについての知識は特になく、特に調べることもなく「みんな開けてるし!」という軽い感じで開けました。
ピアスを開けるための針は、病院で用意してくれますが、ファーストピアスは自分で持っていきました。
特に深く考えることもなく、ピアッサーに付いていた樹脂タイプのものです。
病院でピアスの穴を開けてもらい、ファーストピアスをして消毒もして始めは普通に過ごしていたんですが2週間くらい経った頃、ファーストピアスの周辺が赤く、少し化膿している感じになりました。
この時は特に気にしていなくて、そのうち治るかな?と思いいつも通り消毒だけしていました。
しかし数日後、ふと鏡を見るとファーストピアスが耳に埋没していました。
怖くなって、取れるかどうか少しいじってしまったんですが、無理やり取るのは怖い…というくらい埋まっていました。
埋没したピアスを放置して、表面を皮膚が覆い、完全に自力では取り出せない状態になってしまった人もいると聞いたことがあります。
私はまだそこまで時間が経っていなかったので、ファーストピアスの表面はかろうじて見えてはいました。
そしてその後すぐにピアスの穴を開けてもらった病院へ行くと先生が「あ~埋まっちゃったね~。麻酔してすぐ取り除くからね~」と。
なんかさらっと言っていました(笑)
麻酔をしてもらった後は怖くて見ないようにしていたのですが、傷跡などもなく、おそらく切開ではなくて、抜き出していたように思います。
わりとすぐ、数分くらいで取り除いてくれました。
麻酔をしていたので痛みもまったくなく。
耳の方も、少し経ったら赤みも引き、傷跡などもないです。
ただ、取り除かれた樹脂を見たときは、痛々しい感じでなんとも言えない気持ちに…(笑)
ファーストピアスが埋まる原因は透明ピアス?ダメってほんと?
私の場合ピアスを開けるときには何も調べずに、特に疑問に思うこともなく開けてしまったわけですが、埋没してしまった原因はやはりファーストピアスの素材に樹脂を選んでしまったからなのでしょうか?
上記にも書いたように、ファーストピアスが埋まってしまう原因はシャフト、キャッチ、耳の前に出る部分…などがあります。
埋まってしまう原因が樹脂タイプだからというのは直接は関係ない気もしますが、やはりファーストピアスに樹脂を選ぶのは良くないのです。
理由としては、樹脂やプラスチック素材は傷がつきやすいからです。
ピアスに傷がつくとそこに汚れが溜まり衛生的ではありません。
そしてその汚れが原因で細菌が繁殖します。
ファーストピアスは穴が安定するまで付け替えることができませんので、菌が繁殖するとトラブルが起きやすくなるんです。
それから、ホールが安定していない状態では私のように埋没したり、かぶれたり、化膿したり…
人によってはトラブルが起こることもあります。
絶対というわけではありませんが、ホールが安定する前に樹脂・透明タイプのピアスを使用すると、皮膚と癒着するということも考えられます。
そうなると、手術で取り除くことになる場合も…。
なので、絶対ダメではないですが、おすすめはしません。
どうしてもという場合は「バイオプラスト」という透明のピアスがおすすめです。
こちらは医療用に作られたピアスで、ファーストピアスとしても使用できます◎
ちなみに100円ショップなどの透明ピアスを使用する方もたまにいるみたいですが、細めに出来ていて、ファーストピアス用に作られたわけでもないのでやめておいた方がいいです。
ファーストピアスが埋まるのを防ぐための選び方
樹脂がダメなら何を選べばいいのか?というと、まず素材は
- 純チタン
- サージカルステンレス
が望ましいです。
医療用のチタン製やステンレス製のものは金属アレルギーが起こりにくく、医療用に作られたファーストピアスの方が安全だと思います^^
ただのステンレスだと金属アレルギーが出たりすることもあるみたいなので、必ず医療用の「サージカルステンレス」または肌が弱くても使える「チタン」がおすすめです。
金属アレルギーで樹脂ピアスを検討しているなら、ご参考までにどうぞ!
素材以外では、
●ゲージ(耳に通す部分の太さ)は14~18Gくらい
●シャフト(耳に通す部分の長さ)は6mm、8mmくらい
が一般的に使われています。
また埋没を防ぐための選び方として、シャフトに関しては耳たぶの厚さによって合うものが異なるので、ファーストピアスを選ぶ際には自分の耳たぶの厚さに+2,3mm程度で考えるといいと思います。
他にも耳の前に出る部分が丸いタイプや、大きめだと埋まる確率も少し減ると思います。
あとは、キャッチをきつく締めすぎないように、キャッチ部分がスクリュータイプになっているものを選ぶのもおすすめです。
ファーストピアスが埋没する原因や正しい選び方まとめ
ファーストピアスが埋まらないようにするためには、しっかり調べて、自分に合うものを選ぶことが大切です。
特に、シャフトや素材は重要です。
私のように、気軽に開けて痛いめを見ないように(笑)気をつけてください!
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