子育てにも少しずつ慣れてきた、お子さんが1歳を過ぎたころ、いままでなかったあれがやってきます…
それまでは泣いたりなんかしなかったのに、ある時からママ以外の人が抱っこしたり、初めて行く場所に連れて行くとギャン泣き…
そう、人見知り&場所見知りです。
人見知りや場所見知りをしだす、というのは知っていても、実際どこへ行くにも泣かれてしまうことが続くとママもびっくりして疲れちゃいますよね。
今回はそんな1歳児の「人見知り」と「場所見知り」について
「うちの子だけがこんなに人見知りや場所見知りが激しいの?」
「いつまで続くの?」
「人見知りや場所見知りを克服してもらうためには?」
というような疑問についてお話します。
うちの子だけ?1歳の子の人見知りや場所見知りが激しい…
赤ちゃんが生まれてすぐの頃は、まだ目が見えづらかったり、人を区別することができなかったりでわりと誰が抱っこしても大丈夫なことが多いですよね。
それが、1歳ごろになるといままで大丈夫だったおじいちゃんやおばあちゃん、ママやパパのお友達などが抱っこすると突如泣き出してしまう!ということが起こります。
これがいわゆる人見知りですね。
そして初めて行く場所や、知らない人がたくさんいる場所に連れて行くと泣き出したりぐずったりしてしまうというのが場所見知り。
赤ちゃんによってはいきなり人見知りや場所見知りが始まることもあります。
場所見知りだとずっと抱っこしていても泣き止んでくれない…なんてこともありますから、外出が億劫になってしまいますよね。
人見知りが始まるとおじいちゃんおばあちゃんが遊びに来てくれても、ママがずっと抱っこしていないとダメ…なんてことになると少し疲れてしまうかもしれません。
お出かけした先でよその子を見て「他の子は平気なのに、うちの子だけこんなに泣くなんて…」と不安になってしまうことがありませんか?
人見知りも場所見知りも、赤ちゃんが成長している証拠です。
先ほども書いたように、目がはっきり見えるようになり、ママやパパとそれ以外の人の区別ができるようになったということですね。
人の区別ができるようになったり、場所の違いがわかるようになったりという知恵がつき、とても感受性が豊かでかしこい子ですね^^
人見知りや場所見知りは、始まった時はずっと泣いていていつまで続くんだろうと不安になると思いますが、多少はあった方がいいという話もあります。
人見知りをする子は、ママのことをすごく頼りにしていて、ママと赤ちゃんの信頼関係がしっかりできているということです。
場所見知りをする子は、ママやパパに大事にされ、お家がとても安心できる場所なのでしょう。
人見知りなどをするかどうかはその子の個性です。
もちろん全くしない子もいますし、ある程度成長しても多少人と関わるのが苦手な子はいます。
男の人が苦手!
赤ちゃんによっては、パパ以外の男の人はダメ!とか、パパすらちょっとダメ(^^;)という子も。
男性は声が低いので、いつも聞いてるママの声との違いで不安になってしまうことがあるようです。
特に女の子はそういう子が多いみたいですね。
うちの娘も、赤ちゃんの頃はパパ以外の男の人はダメで、おじいちゃんが孫のことが可愛くていっぱい話しかけたりしていましたが、いつも泣いていました(笑)
おじいちゃんはちょっとかわいそうでしたが、それもずっと続くわけではありませんし、今ではいい思い出です。
ママと二人でいるせい…?
それからよく、
「ママと二人きりの時間が長いせいだ」
「外に連れて行かない、他人と交流させないせいだ」
という人がいるようですが、それは間違いです。
そう言われたことにより「私のせいかも…」と自分を責めてしまうママも多いと聞きます。
ですが、はっきり言って
「ママと二人でいることが多かった」うちの子供たちは、
一人はそこそこに人見知り
一人は全く人見知りなし、むしろ自分から進んで他人に声をかけに行く(笑)
という感じでしたし、
生まれて間もなくの赤ちゃんの頃から、「他人に頻繫に会わせていた」という友人の子は
突然人見知りが始まったと言っていましたよ。
なので、全然ママのせいなんかじゃないんです^^
人見知りや場所見知りは、程度に差はあれど赤ちゃんの時の状態がずっと続くわけではありません。
今は不安も大きいと思いますが、赤ちゃんもわからない人や場所が多くまだ不安なだけです。
子供の不安を取り除いて安心させてあげて、子供自身がこれから大きくなった時に「人見知り」ということがコンプレックスにならないようにしてあげてください。
人見知り・場所見知りはいつまで続く?
安心してください、とはいえ、赤ちゃんがあまりにも泣いてしまうとお困りのママもいるでしょう。
人見知りや場所見知りが始まるのは大体生後7ヶ月頃からが多いそうですが、これも絶対にというわけではなく、もう少し早い子もいれば2歳、3歳から突然…という子もいます。
ではいつ頃まで続くのか?ですが、平均すると2歳前後で収まってくるという子が多いですね。
意外と早いですよね。
こちらも絶対いつまで!とはもちろん言えません。
早いと2歳になる前、遅くても5歳くらいまでには落ち着く場合が多いそうです。
保育園や幼稚園など、嫌でも他人と関わらなくてはならない状況になると、子供も環境に合わせられるようになります。
保育園に通うようになってから、泣いたりぐずったりすることがなくなったという子は多いです。
なかには内気な子だったり怖がりな子だったりで、親としても「もう少し様子を見よう…」とか、「ゆっくりでいいか」と考えていたら、突然人見知りしなくなったという子も(笑)
いままでの人見知りが嘘のように他人に進んで話しかけるほど変わる子もいるそう。
すぐには変わらなくてもゆっくり見守っていたという人も、保育園や児童館に行くうちに慣れてきて、お友達にも自分から声をかけられるようになったという子もいます。
人見知りがすごくてママがいないとダメ!という時期も、ずっと続くわけではありません。
逆に人見知りを全くしない子のママは、自分以外でも大丈夫なのね…と少し悲しくなることも(^^;)(私もそうでした笑)
ママがいい!と来てくれる今を大切にしてください。
きっとこの時が懐かしいと、ほほえましく思える日がきます。
人見知りや場所見知りの克服!焦らずゆっくり慣らしていこう♪
とはいえ気になってしまうママもいますよね。
先ほども書いたように人見知りや場所見知りをするのはその子の個性なので、無理に克服させようとする必要はないと思います。
焦らずに、お子さんが徐々に慣れていけるように寄り添ってあげましょう。
人見知りや場所見知りの激しい赤ちゃんのママが試したことをご紹介しますね^^
声掛けやコミュニケーションをとる
これは人見知りや場所見知りに限らず、子供と関わるうえで大切なことですよね。
「ママやパパがいるから安心してね」
「○○ちゃんも早くお友達ができるといいね」
「ここにくると楽しいね」
など、子供が安心したり楽しい気持ちになれるような言葉をかけてあげてください。
ママやパパが優しく、楽しそうに話しかけてくれたら子供も安心できますし、ママやパパがいてくれると思ったら、心強いと思います。
児童館や親子で参加できる教室に行ってみる
やはり人が集まる場所に気分転換に行ってみるというのも、ママにとってもいいと思います。
ですが、この時も無理に他の子と仲良くさせようとしたり、泣いていたら無理はさせないようにしてください。
始めは他人とうまくコミュニケーションが取れなくても、ママとずっとそばにいてもいいですし、徐々に慣れていけるように空いている時間などを狙っていきましょう。
まずは他人がいる雰囲気に慣れることからですね^^
いきなり他人と関わるのではなく、同年代の子の様子を見せたり、他のお母さんたちと交流を持つことで、お子さんも「この人はママと話しているから怖くない」と思えるかもしれません。
知らない人や知らない場所でいきなり人に話しかけてりするのは、大人でも少しためらいますし不安ですよね。
まだ知らないことが多い子供ならなおさら不安です。
そういう不安を少しずつ取り除いて「怖くないよ」ということを教えてあげましょう。
最低限のコミュニケーションは教える
いきなり同年代のこと遊ぶのは難しくても、話せる歳になったら少しずつ挨拶など最低限のコミュニケーションは教えてあげましょう。
一言話せるのと何も話せないのでは、子供の不安も変わってくると思います。
ほんとに生後何ヶ月という初期の人見知りでは、まだ言葉も話すことが出来なくて泣いてばかり…ということもあると思いますので、すべてが通用するわけではありませんが、声掛けなどは言葉が通じなくても積極的にしてあげるといいと思います。
まとめ
赤ちゃんの人見知り、場所見知りは個性で、成長の証です。
今はつらいと思うこともあるかもしれませんが、ずっと続くわけではないと割り切り、自分を責めないようにしてくださいね。
赤ちゃんはママのことがだいすきで信頼しています。
子供の為にいまできることをしてあげたいというのであれば、
- 焦らずゆっくりでいいと割り切り、見守ってあげること
- ママが赤ちゃんの不安をなるべく取り除き、安心させてあげること
です^^
焦らず見守ってあげてくださいね!
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