チャイルドシートは車に乗る際の子供の危険を減らすためにも大切なものですよね。
しかし小さい子はじっとしていられない子も多いはず。
乗せた時はしっかりシートに座っていたはずなのに、目的地に向かう途中で気づいたらチャイルドシートの肩ベルトから抜け出している…!?
なんてことがあり困ってしまいますよね。
今回は子供の安全の為に
・チャイルドシートから子供が抜け出した時どうするか
・チャイルドシートの肩ベルト脱出防止対策
を考えていこうと思います。
チャイルドシートの肩ベルトを抜け出す子供…まずはしっかりダメだと教えましょう!
チャイルドシートはご存知の通りシートに固定されている形になりますから、あまり身動きが取れなくて動きたい盛りの小さなお子さんには少しつらいかもしれませんね。
しかしチャイルドシートを使用することは義務ですし、安全のためにも使わないわけにはいきませんよね。
なんとかチャイルドシートにおとなしく座っていてもらうように、工夫してあげる必要があります。
まずチャイルドシートの肩ベルトから抜け出してしまう時の主な原因はベルトがゆるいことです。
チャイルドシートのメーカーやお子さんの体型によっても、抜け出しやすい原因があるかもしれませんがまずは
- ベルトを調整してみる
- チャイルドシートの説明書をもう一度読み直す
というのをしてみてください。
意外とベルトの使い方や装着の仕方が間違っている場合もあります。
メーカーによっては少々めんどくさい作りになっているものもありますしね^^;
特に冬なんかは厚着をしますから、ベルトをあまりキツくしてしまうと子供も苦しくなってしまうかもしれませんし、そもそもベルトをするのが大変…なんてこともありますよね。
私も、冬は子供がアウターなど厚着なのでチャイルドシートのベルトがしずらく、寒いので早くドアも締めたいしで焦ってしまうのでベルトを少しゆるくしていたら子供がベルトから抜け出しました…
この調節も意外と難しいですね。
また、うちの子供は肩ベルトから腕を抜いていただけでしたが、人によっては体ごと抜け出してしまう子もいるらしく、そうなると本当にひやひやしますよね。
子供が抜け出すたびに車を止めていたのでは、予定もどんどん遅くなってしまいます。
車が急ブレーキを踏んだ際に危ないだけでなく、ドアや窓を開けたりしたら大変です。
しっかりとチャイルドロックをするのを忘れないようにしたいですね。
それから、何度も抜け出してしまう際にはその都度車を止め、しっかり「危ないから抜け出してはダメ」ということを教えてあげましょう。
抜け出せるくらいの年齢の子だと、すでに話が通じることも多いと思います。
何度もしっかり教えていたら、次第に抜け出さなくなったという声も多いです。
何回も抜け出されると非常にめんどくさいと思いますが、その都度しっかり言い聞かせれば、子供もわかってくれます。
「なぜダメなのか」「危険だということ」を根気強く伝えてください。
何度教えても聞いてくれない、抜け出してしまうという場合は
- チャイルドシートから抜け出したらお出かけはなし
- 思い切ってチャイルドシートを買い替える
というような対策もアリかなと思います。
ちゃんとチャイルドシートに座らないとお出かけに行けないとなると、けっこうショックを受けて次からは約束を守ってくれる子も多いと聞きます。
それから、チャイルドシートがダメならジュニアシートに買い替えるという選択もあります。
通常ジュニアシートというと3、4歳ごろからもう少し大きな子というイメージがありますが、商品によっては10ヶ月~1歳で使えるものもあります。
年齢に合わせて形を変え使えるようなものもありますから、一度ご検討されてみてはいかがでしょうか?^^
またチャイルドシートでもお腹の辺りがクッションのようになっていて抜け出しにくくなっている商品もあります。
お子さんが細めや小さめの体型の場合にはこういったチャイルドシートをご検討されるのもいいと思います。
反対にまだ話をそこまで理解できていないくらいの年齢の子ですね。
言ってもまだ伝わらないと思いますので、お父さんやお母さんの話しがわかるようになるまでは隣に大人が座って見守るしかないかなと思います。
しかし保育園の送り迎えなどお母さんしかいない、というような場合や兄弟がいてチャイルドシートを2台使用している場合もあると思います。
そうなるとこの方法は難しい方もいますよね。
そのような場合の対策もご紹介しますね^^
チャイルドシートの脱出防止に♪対策はこちら!
では先ほど書いたように
- 大人が一人しかいないとき
- チャイルドシートが2台あるとき
- 根気強く言い聞かせるのは時間がかかってしまい、予定があるときには難しい…
という場合の為に、子供の抜け出し防止対策も考えていきましょう。
肩ベルト部分を固定
これが一番手軽で一般的な対策だと思います。
おそらく肩ベルトがゆるいことが抜け出す原因だと思いますので、その肩ベルトの部分をハーネスクリップや抜け出し防止用のベルト、カバー、タオルなどを使い固定してしまいます。
固定してしまうので動きたい子にとっては少し窮屈かもしれませんが、安全のためには一番良い方法だと思います。
抜け出し防止用のクリップやベルトは、チャイルドシートのメーカーや赤ちゃん用品店など、どこでも手に入ります。
なにもなければ、タオルや手ぬぐいを使い今日からでも対策できます。
中には自分で抜け出し防止用カバーを手作りするというお母さんも!
ただボタンタイプのものやマジックテープのものは子供によっては取ってしまうこともあるようなので、取れないように工夫するか、紐やバックルタイプが安心かもしれません。
映像やおもちゃで気を引く
DVDやスマホで動画を見せたり、子供のすきなおもちゃ、少し遊べるようなものを渡すと子供も気が紛れて抜け出さなくなります。
冒頭にも少し書いたように、子供はじっとしているのが退屈だからこそチャイルドシートから抜け出そうとします。
少しでも気がまぎれるように気をつけて様子を見てあげることも必要です。
保育園の送り迎えや病院などの予定があるときは仕方がないですが、遠出などするときなどは長時間車に乗っていると子供は飽きてしまいますよね。
そんなときの為に、子供が退屈しない工夫をしてあげると抜け出す回数も減らせるかもしれません^^
お菓子や飲み物などを与える
これもおもちゃと同じですが、お菓子やジュースなど好きなものを与えて子供の気を引き、抜け出すことから意識を遠ざけましょう。
短距離の移動でしたら、これくらいでもおとなしくしていてくれる子も多いのではないでしょうか^^
クッションを使う
チャイルドシートはずっと固定されていますし、ずっと背中がシートについていますのでいくらエアコンをつけていても、体温が高い子供にとっては暑いですよね。
チャイルドシートに装着できる、通気性の良いクッションなどが販売されていますので、こういったものを使うのもいいと思います。
暑いという不快感がなくなるだけでなく、少し厚みが出るのでベルトがしっかりフィットするかもしれません。
ジュニアシートや抜け出しにくい構造のチャイルドシートに変える
先ほどの章でも少し書きましたが、やはり買い替えを考える方も多いです。
海外メーカーのチャイルドシートだと、あらかじめ肩ベルトを留めるための付属品も付いているものもあります。
それからジュニアシートにしたら子供も「チャイルドシートと違うからか抜け出さなくなった」「むしろ自分から座ってくれるようになった」という声もあります。
一人っ子だと少し悩むかもしれませんが、兄弟がいる場合なら買い替えてもいいのかなと思います。
余談ですがチャイルドシートってある一定の期間しか使わないですし、途中でジュニアシートにするという方も多いと思うので、お下がりをもらっている方も多く見かけます。
相談しずらい場合には、中古のチャイルドシートを探してみるのもいいかもしれません。
チャイルドシートの抜け出し防止に役立つ100均のプチプラグッズをご紹介♪
抜け出し防止グッズを自作するお母さんもいるとご紹介しましたが、そこまで手の込んだものを作れる自信や時間がないお母さんでも100均で売っているもので使えそうなグッズがありましたのでご紹介します^^
荷物用のローラーベルト
ダイソーだと「万能ベルト」という商品名で売っています。
こちらは段ボールなどを止める際に使用するものですが、ベルト部分の強度もあり、しっかり留められて外すのも簡単です。
長さの調節もできますし、自分であれこれ手を加えなくても即使えますよ^^
帽子などを留める紐
そんなに本格的に留めなくても少しいつもよりきつめになればいいという場合は少し細めの紐でもいいと思います。
帽子を挟むクリップ部分を使い軽く肩ベルトを調節してみてください。
タオル、手ぬぐい
家にある物でもいいのですが、100均でも使えそうなタオルや手ぬぐいがたくさんあります。
可愛い物をや子供のすきな色のものなどを探してみてはいかがですか?^^
他にも自作してみたいという方にも使えるボタンやマジックテープ、ちょっとした生地なども揃っているので、いろいろ見てみてください。
check★正しくお手入れ!チャイルドシートはどのくらいの頻度で洗う?丸洗いOK?
まとめ
いかがでしたか。
まずは子供にしっかり言い聞かせる、それでもダメなときはとりあえずの対策として抜け出し防止グッズを活用してみてください。
安価で手に入るものもあるので、さっそく対策を取りましょう^^
子供の安全が第一ですね!
お気をつけて楽しいお出かけを!
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