長いような夏休みも始まってみるとあっという間。
お子さんの宿題、進んでますか??
ドリルや読書感想文は、一人でどんどん進めているようでも、家庭科になると考えもつかなくて、迷ってしまうお子さんも多いでしょう。
創意工夫と言えば、市や区によっては学校の代表が発表会をやったりしますよね?
代表にまではなれなくても、学年に見合ったものをまとめてほしい…ですよね?
お子さんが興味を持って取り組めて、なおかつ手伝う関係上、短時間でできるものってないでしょうか?
夏休みの家庭科創意工夫で作ろう!作品あれこれ、考えてみました!!
家庭科創意工夫の宿題、何を作ったらいいか迷う!身近にある物で簡単に作ろう♪
実験的な手芸ということで、草木染めはいかがでしょう?
白いハンカチや布があれば、あとはおうちにあるもので結構楽しめます。
材料
■白い布(新しいものなら簡単に洗濯をしておく。濡れたままでいい)
■輪ゴム、ボウル、鍋
■染料になるもの
■媒染液になるもの
玉ねぎ、よもぎなどの葉っぱ、マリーゴールドなどの花びら、紅茶の茶葉、ブドウの皮、なす、など色のつきそうなもの数点
ミョウバン、お酢、十円玉、錆びた釘
染め方
1.まず布を準備します。
新しいものは洗って、古いものは濡らして軽く絞ります。
そのまま染めてもいいですが、輪ゴムなどで所々縛っておくと模様ができて楽しいです。
2.染色液を作ります。
玉ねぎなら皮を、なすも皮を厚めに剥いて、お花や葉っぱならむしって、ヒタヒタのお水から火にかけ20分ほど煮だします。
充分色が出たら、濾して液だけにします。
紅茶はティーパックならそのままでもいいですよ!
3.媒染液を作ります。
これが手品みたいで面白いので、ぜひ2つ以上は作っておいてその違いをレポートしてほしいところです!
時間がかかるので少し早めに準備しておくといいですね!
これも少し時間がかかるので早めの準備を!
4.それでは早速染めていきましょう!
洋服は汚れてもいいものを着ましょう!
染まると落ちにくいですよ。
準備した布を、染色液の中にいれます。
火にかけたまま(煮たたせなくてもいい)菜箸などで、まんべんなく浸かるようにかき回します。
対比を見たいときは、同じ染色液で媒染液の数だけ染めると変化がみられますよ!
5.10~15分ほど火にかけたら、媒染液につけます。
そのまま、まんべんなく浸かるように菜箸などでかき混ぜること10分。
水でよく洗ったら完成です!!
ゴムで縛った場合は水洗いの前にとってしまって大丈夫ですよ!
媒染液によって染料が同じでも違う仕上がりになったり、もとの材料からは考えられないきれいな色が出て、盛り上がること間違いなし!
写真やレポートを添えて完成品を提出したら、充分見ごたえのある作品になると思いますよ!
媒染液の準備さえしておけば(お酢のなかに釘や十円玉をいれるだけなのでそう手間でもないですね?)あとは数時間で、形になります。
おうちの人のお休みが一日あれば、楽しい作品ができると思いますよ!
創意工夫はアイディア勝負!ちょっぴり難易度上げてこんなものを作ってみてはいかが?
もちろんここまででも十分発表できるのですが、せっかく染まった草木染めの布、これを利用して、もうひと展開させるというのはいかがでしょう?
例えばブックカバー。
本の大きさ+表紙が入るポケットの分+縫い代(それぞれ2㎝)に布を用意して、ハンカチのように四方を三つ折りして縫います(1,5㎝を三つ折り)。
表紙が入るサイズに布を折り曲げたら、布端ギリギリを縫います(中表ではなく表から)。
完成!!
布を大きめに染めておけば、いくつもできますね。
ミシンがあればいいですが、強度はそんなに必要ないので手縫いでも充分です!
文書だけだとわかりづらいので、動画も張り付けておきますね♪
すっごく簡単ですよ!
縫うところ4ヶ所!!
上に書いたものとは違いますが、裏地もついた本格派!
そしてこちらは縫うことさえしない!
超簡単ブックカバー!!
折るだけですっ♪
これなら小学生でも、お裁縫が苦手でも簡単にできますね^^
夏休みの家庭科創意工夫は何をする?まとめ
いかがでしたか?
ひとつのテーマで「実験」「研究」「手芸」に展開できる草木染め。
最後のブックカバーまで、実際の作業は2日でできる手軽さとは思えませんよ!
火を使ったり針を使うところは、保護者の方に側で一緒にやっていただきたいですが、まとめるところはお子さん一人で大丈夫でしょう。
新学期、自信をもってプレゼンできるといいですね!!
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