飛行機の機内の湿度は、安全上の理由で結露をつくらないようにするために、湿度が20%程度に保たれています。
湿度20%の中に長時間いるなんて、肌も髪もカサカサになってしまいますし、喉を痛めてしまうことになりかねませんよね。
せっかくの旅行で体調を崩してしまったり、肌のトラブルがでてしまっては残念ですので、飛行機の機内では乾燥対策を万全にして乗ることが大切なんです。
そこで、飛行機に加湿器は持ち込むことはできるのか?やどんな乾燥対策グッズがあるのか?などの疑問についてまとめてみました。
飛行機に加湿器の持ち込みは可能?
飛行機に乗って、国内旅行や海外旅行!
楽しみな事が多いですが、長時間飛行機に乗る時に心配なのが機内の乾燥です!
乾燥対策として一番に思い浮かぶのが加湿器ですが、機内に持ち込んでもいいのでしょうか?
結論から言うと、加湿器の飛行機への持ち込みは可能です。
旅行やオフィスで使える携帯用の加湿器は、大きく3つのタイプに分けられます。
充電式の携帯加湿器
バッテリー内臓で、電源のないところでも約8時間使えます。
大きさも5~6㎝、高さ20㎝ほどで重さも400~500gくらいです。
ちょっと高値ではありますが、USBケーブルがついていたり、除菌消臭やアロマディフューザーとしても使えるものもあります。
100wh未満は持ち込み可能で、100wh~160whは2個まで可能です。預ける荷物には入れられないので、持ち込みのみになります。
高価な分、ミストも出て加湿効果もありそうですが、機内で使用する場合は周囲の乗客への配慮は必要かもしれません。
USB接続の携帯加湿器
USBに接続できる携帯加湿器です。
充電式よりコンパクトで、中にはペットボトルの容器に水を入れて差し込むタイプのものもあります。
飛行機の座席にUSBの差し込み口があるかは、座席クラスや、飛行機の機体によって違うので確認しましょう。
パソコンを持ち歩く場合は、離着陸以外の時はパソコンから接続できます。
携帯加湿器ペーパータイプ
電源の必要ないペーパー加湿器です。
折り畳むとスマホくらいのサイズで、広げた所に水を足すだけで使えます。
簡単でコンパクトで、持ち運びにも便利です。
コップの水を置いておくのと比べると、10倍くらいの加湿効果があります。
上記のように、携帯加湿器には種類があるので、持ち運びの手軽さや、加湿効果で自分に合った携帯加湿器を選びましょう。
飛行機に乗る場合の乾燥対策として加湿器も必要ですが、機内への持ち込みには、いろいろと制限があるんです。
ちなみに…加湿器以外の女性の必需品で持ち込み注意な物
次に女性の必需品で持ち込み注意な物をみていきましょう。
乾燥対策としても必需品の化粧水や、美容液などの“液状になっている化粧品”は要注意です!
機内に持ち込める“液状化粧品”は、100ml以下に限られるので、100mlを超える場合は、透明なプラスチック容器に移しかえなければいけません。
また“液状化粧品”は、容量1L以内で、20㎝×20㎝以内の透明なジッパータイプの袋に入れ、1人一袋までと決められています。
リキッドのマスカラや、アイライナー、ジェル状のリップグロスも対象になるので気をつけてください。
ヘアスプレーや、制汗スプレーも100ml以下のものは、同じように袋に入れれば持ち込めます。
他にも、まゆ毛切り用のハサミも持ち込むことができないので、メイクボックスをそのまま手荷物に…ということは避けましょう。
check★飛行機に持ち込む化粧品で引っかかるのはこれ!持ち込み方の工夫
飛行機でのメイクは乾燥対策の為にも、なるべく落としたいですよね。
飛行機内での化粧問題も合わせてチェックしてみてくださいね。
check★飛行機でメイクしたままの人はメイク落としいつする?化粧事情とマナー
飛行機の乾燥対策に!オススメグッズ3選
加湿器以外で、機内での乾燥対策グッズをご紹介していきます。
保湿化粧品
機内での乾燥から、肌を守るには保湿が一番大切です。
海外旅行で長時間のフライトの場合はメイクを落とし、たっぷりと保湿化粧水や美容液をつけましょう。
その時にオススメなのが…
「うる落ち水クレンジングシート」と「フェイスマスク」です。
使いきりなので手荷物を減らすことができますし、トイレに移動する手間もなく使いたい時に使えますよ!
マスク
肌の乾燥以外に、喉の乾燥対策も大切ですよね!
普通のマスクを付けているだけでも、呼吸で喉の乾燥を予防できます。
マスクの中に濡らしたガーゼを入れている方もいましたよ。
万全の対策をしたい方には「のどぬーるぬれマスク」がオススメです。
これは、高密度のフィルター機能でフィルター中の水分が呼吸によって蒸気となり、約10時間のどを潤し続ける効果があるのです。
10時間なら、海外旅行も安心ですね!
おしぼり
最後に、乾燥対策グッズを忘れてしまった!という方の為に機内ですぐにできる乾燥対策をご紹介します。
機内で配られるおしぼりに、たっぷりと水を含ませてテーブルの上に置きましょう。
コップに水を入れて置くだけでも、何もしないよりは乾燥を防ぐことができます。
ただし、寝ている間に片付けられていた…ということもあるようなので、長時間のフライトの時は自分の対策グッズを忘れずに持っていってくださいね。
飛行機での乾燥問題を解消!まとめ
飛行機の中は湿度20%と、すごく乾燥しているので携帯加湿器を利用したり、乾燥対策グッズを活用して、快適に過ごせたらと思います。
機内の持ち込みへの制限は、安全上の理由で改定されていることもあるので、事前に乗る航空会社のホームページを確認しておきましょう。
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