実家が遠方の場合など、乳児を連れて飛行機に乗らなくてはならないことがあるかと思います。
しかし、赤ちゃん連れでの飛行機に乗ることは心配なことも多いですよね。
- 機内ではどのように授乳をしたらいいのか?
- どのタイミングで授乳したらいいのか?
- 赤ちゃんにも耳抜きは必要なのか?
など気になることをまとめてみました。
赤ちゃんと一緒に飛行機に乗るとき、どうしたら安心して過ごせるかをご紹介致します。
飛行機での授乳で一番良いタイミングはいつ?
赤ちゃんと飛行機に乗る場合は、どのタイミングで授乳をしたらいいのでしょうか?
行き先によっても搭乗時間が違ってきますが、飛行機に乗っている時間は国内でしたら1時間~3時間くらいでしょう。
空港までの移動時間や搭乗手続き、目的地までの移動時間を考えると、赤ちゃんがゆっくり過ごせるまでは長時間かかってしまいます。
赤ちゃんの月齢により授乳の間隔、睡眠時間などのリズムが違ってきますが、飛行機内で赤ちゃんが寝てくれたり、落ち着いて過ごせるようにしたいですよね。
まずは移動に余裕をもって、飛行機の搭乗時間も赤ちゃんが普段お昼寝する時間に合わせてあげるなどの工夫をすると良いでしょう。
飛行機内で寝てくれるのが、ママにとっても赤ちゃんにとっても落ち着いて過ごせることになると思うので、普段の赤ちゃんの様子や飛行機の搭乗時間を考えて授乳するタイミングを見極めましょう。
私自身は乳児を連れて飛行機に乗った経験はありませんが、飛行機内で赤ちゃんがぐっすり寝てくれるのが一番楽だと思うので、赤ちゃんの寝やすい便を選び、飛行機に乗る前に授乳をして抱っこ紐で寝かせてしまう方法がいいかなと思います。
授乳するとすぐ寝てしまう赤ちゃんもいれば、飲むと必ずうんちをする赤ちゃんがいたり、それぞれ違いますよね。
赤ちゃんの生活リズムが分かっているなら赤ちゃんに合わせたタイミングや、ママが思うベストなタイミングで挑みましょう。
まだ生後間もなく、リズムも分からない…といった場合は、離着陸時合わせて授乳することがおすすめです。
なぜ、離着陸時での授乳がおすすめなのでしょうか?
赤ちゃんの耳抜きは必要?離着陸時にタイミングが上手く合わない場合は?
赤ちゃんの耳抜きをするときの工夫
赤ちゃんも大人と同じように飛行機の離着陸時に気圧の変化で耳が詰まったり、痛くなることがあります。
大人なら自分で耳抜きをしてすぐに違和感を解消することができますが、赤ちゃんの場合不快感からぐずったり、泣いたりしてしまうことがあるのです。
耳の詰まりや、痛みを防ぐためには飲み物を飲むことが良いとされているので、離着陸時に合わせて授乳することがおすすめなのです。
赤ちゃん連れで飛行機に乗ったことのある先輩ママによると、
- 耳抜きができるように飛行機に乗る前は授乳をせず、お腹を空かせて搭乗するようにする
- 赤ちゃんに水や麦茶など、ミルク以外の飲み物を哺乳瓶やストロー、スプーンなどで飲めるように練習する
などの工夫をするそうです。
しかし、離着陸のタイミングで赤ちゃんが都合よく飲んでくれるとは限りません。
赤ちゃんがタイミングよく飲んでくれない場合は、おしゃぶりをくわえさせたり、顎や口を少し動かしてあげましょう。
赤ちゃんの耳抜きは絶対しないとダメ?
実は赤ちゃんの耳の菅は大人と比べると短く、大人と比べると耳抜きがしやすい構造になっています。
少しだけ顎や口を動かすだけでも、耳の菅を通して鼻と空気が通りやすく解消しやすいのです。
そのため、赤ちゃんの耳抜きは必要ないと言う意見もあります。
「離着陸のタイミングで飲ませなければ!」と気を張っていたり、「泣いてしまったらどうしよう…」という不安な気持ちは赤ちゃんにも伝わってしまいます。
飲むことが出来なくても、顎や口を動かせば解消できるので、離着陸持に赤ちゃんが飲んでくれなくても落ち着いて行動しましょう。
飛行機での授乳は座席でしてもいいの?
機内で授乳することは耳抜きの効果があったり、赤ちゃんが泣いてしまった時や寝かしつけるためなど、必要な場合がありますがどこで授乳をしたらいいのでしょうか?
飛行機内にはベビールームや授乳室はないので、座席で行うしかありません。
密室だとトイレがありますが、トイレは他の乗客も利用しますので授乳の為に使うのはやめた方が良いでしょう。
座席で授乳する可能性がある場合は、授乳しやすい服装を選び、授乳ケープを持参して、周囲に配慮することが大切です。
ママとパパが一緒に乗る場合
飛行機の座席も、前後部にある2人掛けの窓側の座席が確保できれば、ママが窓側に座り、パパが通路側に座ることで周囲を気にすることなく授乳ができるでしょう。
早めに飛行機を予約できれば座席を確保できるかもしれませんので、飛行機の予約時に授乳の可能性があることを伝えましょう。
ママが一人の時は?
ママが1人で赤ちゃんと飛行機に乗る場合は、飛行機が空いている日程、時間を選び、隣の座席が空席になるように配慮してもらうと良いでしょう。
周囲の目が気になりにくい窓際の方が授乳するにはおすすめですが、赤ちゃんが泣いてしまったり、オムツ替えの為に席を立って移動することが多くなる可能性があります。
その場合、窓際の座席で隣が知らない人だと何度も移動することが気になってしまう可能性もあります。
席を立つ可能性がある場合は
飛行機内で授乳はせず、ミルクや水などで済ませる予定の場合は通路側の座席の方が過ごしやすいかもしれません。
普段は母乳を飲んでいる赤ちゃんでも、普段からミルクを飲む練習をしておけば飛行機に乗る時も授乳ではなく、ミルクで代用できるので心配も少なくなるでしょう。
赤ちゃんと飛行機で帰省する可能性がある場合は、普段からミルクや水などを哺乳瓶で飲めるように練習しておくと良いでしょう。
ちなみに飛行機内では、ミルクを作るお手伝いをしてもらえますので、粉ミルクと哺乳瓶を用意しておけば大丈夫です。
飛行機内で授乳するタイミングとコツまとめ
赤ちゃんの授乳は基本的に座席で行うしかありません…。
そのため赤ちゃんの生活リズムに合わせた便を選んだり、事前に機内で授乳をするかどうかを決めて座席を選ぶことがおすすめです。
授乳する場合は授乳ケープを利用するなど、周囲に配慮しましょう。
飛行機の離着陸時に授乳をすることで、耳抜きの効果があります。
が、離着陸のタイミングに飲ませることが出来なくても、顎や口を動かすことで解消しやすくなるので無理をせず、赤ちゃんのタイミングに合わせてあげましょう。
はじめての赤ちゃん連れのフライトは心配なことが多いと思いますが、赤ちゃんが安心して過ごせるように、事前に準備や対策をしておくことが大切です。
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