子どもが小学校にあがるとママも子どもも、保育園とのギャップに戸惑う事ってたくさんありますよね。
まずは荷物の量。
保育園ではタオル、水筒、着替え…くらいでよかったものが、小学校にあがると体に似合わないくらい大きなランドセルを背負い、更に重たい教科書たちと一緒に学校まで歩かなければならないという難関が。
そして一番ママも子どもも戸惑う事が、学校からの伝達がすべて「子ども経由」になるという事です。
子供に忘れ物をしない習慣をつけてもらうのはもちろんですが、親である自分も子供が忘れ物をしないようなにか工夫できないかな?と悩みますよね。
そこで、この記事では私自身が子供の忘れ物癖を改善させるために考えたことや行ったことをご紹介します。
子どもの忘れ物を防止する工夫
保育園の頃からしっかりしている子は問題ないのですが、うちの子は保育園の三年間毎日遊んで楽しく過ごしていただけ(^^;)
なので、いつも私が送迎時に先生に直接相談したり聞いたりしてやりとりをするスタイル。
そんな事を続けてしまった私がいけないのかもしれません。
先生の話を聞かなきゃいけないという姿勢が身についていないので小学校にあがって子どもにもよく忘れものをさせてしまい、とても苦労しました。
そんな私が失敗と反省を繰り返し、子どもと一緒に改善した、心がけた事をさっそくご紹介していきます。
①「しなさい」と丸投げはNG
まずは忘れものをしない為に!という事で、一緒に時間割を見て準備をしています。
子どもに時間割を見てもらって、「ランドセルの中に国語と算数が入ってるから、足りないものは音楽の教科書だよ」という具合。
丸投げをしてしまうと、子どもは何に気をつけたら良いのかなどわからないまま目的が漠然としてしまいます。
「忘れものに気を付けて、明日の準備しなさい」と丸投げせず、まずは一緒に準備していくことから始めました。
②時間割にひと工夫!いるものリストを作る
実際のところ、保育園より小学校の持ち物って把握しづらいです。
後から後から増えるものってたくさんあります。
そこで、例えば国語には「①教科書 ②マス目ノート」というように、教科ごとに要るものをリストにしました。
そして子どもの勉強デスクにA4サイズの箱を置いて宿題、提出物入れを作りました。
これで提出漏れはありません。
まるで事務員さんのデスクのようです(笑)
③基本中の基本、物の位置を決める
物が散乱していると子どももママも混乱します。
ハンカチはあっちにあったかな、体操服は洗濯物のところに…など、バラバラしていては入れ忘れ率があがります。
そこで我が家では、勉強デスクですべてが揃うようにしました。
筆記用具が入っている一番上の引き出し以外、下の引き出したちにハンカチや洗濯済みの体操服、給食当番のエプロン、図書の本などをしまい、引き出しを開ければすべてが揃うようになっています^^
ここで大事なのは、ママが工夫して子どもに楽をさせる事ではありません。
物の位置を一緒に覚える事が重要なのです。
私はたまたま勉強デスクをフル活用していますが、子どもが把握出来ればどこでもいいと思います^^
そして尚且つ、準備する事が楽と感じれば安心して取り掛かれるようになります。
忘れ物をして叱られた子どもがとる行動
忘れものをして怒られた子は、それだけで気分が滅入り明日の準備になかなか手をつけません。
その結果ギリギリまで準備していなくて、慌てて家を出たせいでまた何か忘れものを…という悪循環に陥ります。
大事なのは忘れものを繰り返さない為に叱る、という事ではなく「授業中に困るのは自分」と気づかせる事です。
忘れものをして叱られてしまうと「叱られないために」という方に集中してしまい、忘れものをした事、ひいては悪い事をした時に嘘をついたり、隠すようになってしまいます。
ママも子どもも悲しいですよね。
「自分が困らないために忘れものに気をつける」という事に気づかせる方が得策です。
子供の忘れ物を改善するために親ができることは?まとめ
忘れものが多いと、ついつい叱ってしまったりママがちゃちゃっとやりたくなります。
私は保育園の時に子供を甘やかし、その教育をしていなかったせいで随分自分も苦労し、子どもにも苦労をさせてしまったような気がします。
小学校にあがった子どもは最初「先生の言ってる事が難しい」と困惑するばかりでした。
最初からちゃんとやりなさいと言わず連絡帳を使って先生に相談したり、「ママも先生に聞いてみるから、学校に行ったら一度自分でも先生に聞いてみてね」となるべく声をかけるようにしています。
「ちゃんと明日の準備しなさいよ」
「どうして忘れちゃったの」
子どもにとっては残酷で難しい言葉です。
それがわかっていれば自分も忘れものなんてしないはずです。
忘れものをした事を繰り返し叱るのではなく、忘れものをしない為に一緒に工夫する事が一番大事なことだと思います。
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