七五三のお着物、数時間しか着ないのだからレンタルでももちろん十分だと思いますが、もしもお宮参りのときにかけたお着物があったら、それをお直しして使いたいと思いませんか?
お宮参りの着物こそもう二度と使わないと思っていたもの。
利用できるならそれは嬉しいですよね!
- どこに持っていったらいいの?
- お値段はどのくらいかかるの?
- 製作時間はどのくらいをみたらいいの?
など、お着物のお仕立て直しについてまとめてみました!!
お宮参りの着物を七五三用に仕立て直しするにはどこで?料金は?
お宮参りに着せた着物は男の子も女の子も、それぞれお直ししてまた着せることができます。
男の子は着物に仕立てて、袴だけレンタルするというのもいいですね!
金額はお願いしたところにより様々だと思いますが、おおよそ2~4万円くらいでしょう。
これにはお仕立て代の他に、付属品も含みます。
レンタルですと、フルセットでブランド着物でも2万円ほどからレンタルできることを考えると、割高ではありますね。
ただ、おじいちゃんおばあちゃんからプレゼントされたお宮参り衣装なら、仕立て直して着てくれるなんて、きっととても喜ばれると思います。
それに、女の子なら3歳に着た着物を大きく作っておいて、さらに7歳でも着るということもできるかもしれません。
予算と思い出と、よくよく相談してレンタルやお仕立て直しを考えてみてくださいね?
そしてお仕立て直しをしてくれるところですが、呉服屋さんで相談されてみるのが一番分かりやすいかも。
着物は基本的に着る人にあわせて、一着づつ縫われているものです。
なので呉服屋さんにはそこの仕事をしている「縫い子さん」がいるのです。
仕立て直しをしてもらったら付属もあわせて費用はいくらくらいになるのか、見積もりを聞いて検討しましょう。
仕立て直しにかかるお時間ですが、大体2~3週間はみておいた方が良いです。
七五三の日に近くなるほど混み合うことが予想されますので、余裕をもって着物を着る予定日(前撮りなど)の1ヶ月以上前にはお願いするようにしましょう。
それからお宮参りの着物だけではなく、大人用の着物も子供サイズに直すことができます。
もう着なくなってしまった着物があるお母さんは、相談してみるといいかもしれませんね?
お母さんの振り袖で作った着物が七五三で着られるなんて、最高に素敵ですよね!
七五三とお宮参りの着物の違いは?新たに用意するものはある?
お宮参りの着物は、寝ている赤ちゃんの上からかけるだけなので、子供の着物に必ずある「肩上げ」や「腰上げ」がありません。
それに、お宮参りの着物のお袖は袖下の丸みがありません。
なので、これも作り替える必要があります。
また着物を着るときに必要な長襦袢、帯もお宮参り時には必要ありませんでした。
これらは新しく用意しなくてはなりません。
草履や髪飾り、3歳なら被布(着物の上に着ている袖のない着物)、5歳なら羽織もあるとかっこいいですね。
こういったものはお宮参りには必要なかったので、新たに準備しなくてはなりません。
お仕立て代の他に結構要りようですよね?
この他に着付けをしたり(もしかしてお母様も!)写真を撮ったり、御祈祷代を用意したり。
やはり子育ての上での一大イベントですね!
そうかといって無理をするのもどうかと思いますので、ご家庭でできる範囲で、もしくはおじいちゃんおばあちゃんに協力を要請するというのもいい方法では?
その場合は、お写真やお食事にご招待などで、しっかりお礼をしてくださいね!
うちの子供(女児)はお宮参りは私のお下がり。
3才はそれを直して被布だけ購入(夫の母頼み)。
草履、巾着なども私のお下がりがあり、髪飾りだけちりめんでつくってあげました。
7才はさらにそれを直そうと思ったら、丈が足りなくて断念。
再び夫の母頼みでお着物を新調。
その後その着物は親戚を回り(笑)地元の祭りで本人が着てお役御免となりました。
昔のものを大事にとっておいてくれた私の母と、強力なスポンサーの義母に感謝ですね!
私も大事にとっておこうと思います。
いつか役に立つ日が来るんでしょうかね…?
七五三用に着物を仕立て直す時の料金や新たに購入するものまとめ
七五三はここまでの健やかな成長と、これからの健康や幸せを神様にお祈りするお子さんの大切な行事ですね!
地域によっては結婚披露宴並みの派手なパーティーを開くところもあるようですが、そうでなくても準備は必要ですよね?
お宮参りの時の着物やお母さんが着ていた着物を仕立て直して、もう一度着られるなんて素敵ですよね。
準備が整ったら、七五三当日は最高の一日にしてください♪
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