ただでさえ赤ちゃん連れでの外出は大変なのに、公共の交通機関を利用しなければいけない場合、周りにも気を使うしママは本当に大変ですよね。
赤ちゃん連れには付きものの、授乳やおむつ替えにも気を配る必要があります。
駅のホームやショッピングセンターなどには、授乳室やおむつ替えの場所が用意されていることがほとんどですが、長時間乗っていることが多い新幹線の中では一体どうすれば良いのでしょうか。
きちんと用意されているのでしょうか。
この記事では新幹線で授乳の際に多目的室を使ってもいいのか、多目的室以外の授乳の方法についてお話します。
新幹線では授乳のために多目的室が使えるんです
実は新幹線には多目的室という場所があり、そこで授乳をすることが可能です。
多目的室なんて知らなかった‼という人も多いのではないでしょうか。
多目的室とは、名前の通り『多目的』に使用される場所です。
体の不自由な人や、気分の悪い人が利用したり、着替えや授乳、おむつ替えにも利用することができます。
また子供が騒がしい時にも、部屋が空いていれば利用できるそうです。
中はそれほど広いわけではなく、2シート置かれており、シートをフラットにしてそこでおむつ替えをしたりすることができます。
ただし、ここは通常、施錠されており自由に出入りができません。
もし多目的室を利用したい場合は乗務員に申し出て、解錠してもらう必要があります。
誰でも利用することが出来るのですが、あくまで体の不自由な人が優先だということを頭に入れておきましょう。
新幹線の多目的室は予約できる?もし多目的室が使えない場合は授乳はどうしたらいい?
なかなか便利な多目的室ですが、事前に予約することは残念ながら出来ません。
体の不自由な人のみが予約出来るのです。
ですので、多目的室が運よく空いていれば利用出来ると思っておきましょう。
では、多目的室が使えなかった場合はどのようにすれば良いのでしょうか。
赤ちゃん連れで新幹線に乗る際に覚えておきたい点などもあわせて考えてみましょう。
11号車、12号車を予約する
東海道新幹線、山陽新幹線は11号車に多目的室があります。
多目的室自体は予約することができませんが、多目的室から近い号車に座席を予約しておくと空き状況なども確認しやすいのでオススメです。
ちなみに九州新幹線は、みずほ、さくらが7号車、つばめは5号車に多目的室があります。
予約の際は参考にしてください。
大人をもう一人連れていく
先に書きましたが、多目的室を利用するためには乗務員に申し出て解錠してもらわなければいけません。
ママが一人きりだと、お腹を空かせて泣いている赤ちゃんを抱き、乗務員を探しに行かなければいけません。
そして、利用後は再び乗務員に報告をして施錠をしてもらうのです。
すぐに乗務員がつかまらない場合もありますし、考えるだけですごい労力ですよね。
大人が二人いると、ママが座席で赤ちゃんを抱っこいる間に、もう一人が乗務員を呼びに行くことができます。
いろいろな事情があると思いますが、赤ちゃん連れの場合は出来るだけ二人以上の大人で乗車するようにしましょう。
授乳ケープを使っての授乳、ミルクに慣れておく
多目的室は体の不自由な人が優先となります。
ですので、赤ちゃんがお腹を空かせて泣き出した時に多目的室が埋まっている可能性も十分に考えられます。
赤ちゃんが泣いているのに多目的室が空くまで待たせることなど不可能ですよね。
そんな時は授乳ケープを使いましょう。
ただし、なかには授乳ケープを嫌う赤ちゃんもいます。
新幹線に乗る予定がある場合は、事前に授乳ケープに慣れさせておきましょう。
また授乳ケープの中は温度が高くなります。
家ではすんなり授乳ケープの中でも飲んだのに、外出先では泣いて飲んでくれないなどということがあります。
赤ちゃんの服を1枚脱がしてあげたり、前ボタンを開けるなどして体温調節してあげましょう。
またミルクを飲めるように練習しておくこともオススメします。
授乳ケープを使っていても周りの目が気になるというママもいますね。
そんな時は腹もちの良いミルクに頼りましょう。
哺乳瓶、お湯など少し荷物が多くなりますが、多目的室が使えなかった時に備えて練習しておくと良いでしょう。
小分けになったスティック状のミルクが薬局やベビー用品店においてありますので、チェックしておきましょう。
新幹線の多目的室は授乳に使ってもいい?まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃん連れでの旅行や遠出は大変ですが、赤ちゃんもママも出来るだけストレスなく、楽しい旅になるように事前準備はしっかりしておきましょう。
もし帰省など混み合う時期に新幹線を利用する場合は、指定席の早めの予約を心がけましょう。
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