引っ越しをするときに、冷蔵庫をどうしたらいいのか?意外と知らないものです。
特に、冷蔵庫の“水抜き”をした方が良いと聞いたことがあっても、
- 実際にやるとどのくらい時間がかかるのか?
- やらないとどうなるのか?
など、分からないことがでてきます。
そこで、意外と知らない冷蔵庫の水抜きについてまとめてみました!
引っ越しの際の冷蔵庫の水抜き。しないとダメ?かかる時間は?
最近の冷蔵庫は自動霜取り機能がついていて、定期的に冷却器の霜取りを自動で行ってくれています。
そして霜取りのときに発生する水が外に漏れないように、水受けに溜まる仕組みになっています。
引っ越しの際に電源を切ることで、知らないうちに溜まっていた霜が溶けて、水受けに水が溜まってしまうのです。
冷蔵庫内の霜や水を取り除く作業を“水抜き”と言います。
自動霜取り機能がついていない冷蔵庫では“霜取り”が必要になります。
これらの作業をしておかないと、引っ越しの途中で霜が溶けて水漏れをしてしまい、他の荷物が浸水したり、冷蔵庫の内部に浸水して漏電・故障ということになる可能性があります。
では引っ越しの際、冷蔵庫はどのようにしたらいいのでしょうか?
- 2~1週間前から計画的に買い物をし、食材を使いきれるように考えましょう。
- 5~3日前になったら、再度冷蔵庫の中を確認し、食材が残りそうな場合は、クーラーボックスや、発泡スチロールを用意しましょう。
- 2日前には自動製氷機能を停止しましょう。
- 前日に“水抜き”“霜取り”の作業を行います。
水抜きは、冷蔵庫の電源を切り、ドアを開けて冷蔵庫内の霜を溶かし、水受けトレイに溜まった水を捨てるだけですので、簡単にできます。
冷蔵庫によって水受けの場所は違います。
大体の冷蔵庫は底面にトレイがあるのですが、横や後ろから引き出すタイプの冷蔵庫もあります。
底面や横などに水受けが見当たらなくてわからない場合は、説明書でご確認くださいね。
底面についているトレイは、手前に引き出せるようになっていますので、すぐにわかると思います。
また、冷蔵庫の種類によっても違いますが、横や後ろの場合は、水抜きの穴から排水してくださいね。
引っ越し業者が水を捨てるのをやってくれる場合もあるようですが、冷蔵庫の電源を切らないと“水抜き”はできないので、前日に電源を切ることを忘れないように気をつけましょう。
水抜きにどれくらいかかるかは冷蔵庫の大きさ、霜の付き方によって違ってきますが、引っ越しの前日に電源を切ることが多いですので、6~10時間くらいかかると考えておけば大丈夫だと思います。
明日引っ越しなのに!冷蔵庫の水抜きを忘れたらどうなる?
水抜きをしなければいけないと分かっていても、引っ越しの時はやることがたくさんあって、忘れてしまった!!ということもあると思います。
そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
水抜きを忘れてしまうと、引っ越しの途中で霜が溶けて水漏れし、他の荷物が濡れてしまったり、冷蔵庫が故障してしまう可能性があります。
また、引っ越し業者に迷惑をかけることになり、引っ越し料金が高くなる可能性があるそうです!
もし、忘れてしまった場合ですが、気がついたらすぐに電源を切って少しでも水抜きするようにしましょう。
引っ越しまで時間がある場合は、ドライヤーで温風を当て、霜が速く溶けるようにする方もいるようです。
そして、引っ越し業者には水抜きを忘れてしまったことを伝えるようにしてください。
引っ越し業者によって対応は違ってきますが、別料金で冷蔵庫だけ別便で運んでくれたり、水漏れしても大丈夫なように梱包してくれたりするようです。
引っ越しの際の冷蔵庫の水抜きについてまとめ
引っ越しの際の冷蔵庫の水抜きは、前日に電源を切って、溜まった水を捨てる。という簡単な作業です。
引っ越しの際は冷蔵庫以外にも、やるべきことがたくさんあって“水抜き”を忘れてしまうこともあるでしょう。
忘れてしまっても対応策はあるので、焦らず対応し、引っ越し業者にも相談してみてくださいね。
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