ガスコンロの汚れは吹きこぼしてしまったり、油がはねたり、コンロの内部まで汚れがこびりついてしまいますよね。
普段の掃除ではコンロの周りを掃除するくらいでもいいですが、年末の大掃除の時は内部の汚れまでしっかり掃除したいものです。
しかし、どこまで分解して洗えばよいのか分からないですよね。
そこで、大掃除に向けてガスコンロはどこまで掃除できるのか?
ガスコンロの掃除術についてまとめてみました。
ガスコンロ掃除のために分解していいのはどこまで?
ガスコンロのタイプにもよりますが、一般的なガスコンロの外せる部分は外して掃除がしやすいようになっていますよね。
- 五徳
- 受け皿
- バナー
- グリル排気口カバー
- 魚焼きグリル
は、比較的簡単に取り外して掃除できると思います。
ガスコンロの汚れは油汚れ、焦げ付き、食品のカスが主な原因ですので、食器用中性洗剤や重曹、セスキ炭酸ソーダ等を使った掃除がおすすめです。
取り外しのできるパーツ別に、掃除方法をご紹介していきます。
五徳・受け皿
一番汚れが付きやすく、こまめに掃除をしないと焦げ付いた汚れが何層にもなり、汚れを落とすのが難しくなります。
汚れが落ちにくくなってしまったら、浸け置き洗いをしましょう。
お湯1Lに重曹大5~6杯入れ、一時間ぐらい浸けます。
その後、少量の水で溶いた重曹ペーストを使ってブラシでこすりましょう。
それでも落ちない時は、重曹水と五徳を鍋に入れて煮込みましょう。
沸騰したら火を止めて、二時間浸け置いてからブラシでこするとよいです。
バナー
バナーは汚れが詰まってしまうと、火がつかなくなる原因になります。
月に1回くらいのお手入れがおすすめです。
バナーの先端には安全装置と点火装置がついているので、優しく拭き掃除をします。
バナーキャップを外して布巾で拭けば良いですが、汚れの酷い場合は食器用中性洗剤を薄めたものを布巾に含ませて拭きましょう。
バーナーの穴は、楊枝で汚れを掻き出しましょう。
トッププレート
食器用中性洗剤を薄めたものを、ガスコンロ全体にスポンジを使ってのばし、乾かないようにラップをかけ、10~15分おきます。
ラップをはがしたらペーパーで拭きとり、水拭きをして、乾拭きをしましょう。
排気口カバー
排気口カバーを外せるタイプのガスコンロであれば、五徳と同じように浸け置き洗いをしましょう。
意外と取り外せることを知らず、トッププレートと同じように表面だけ拭き掃除をして済ませていることがあります。
排気口カバーを外すことで排気口内の掃除もできるので、大掃除の時はやりたいですね。
魚焼きグリル
魚焼きグリルも取り出して、五徳と同じように浸け置き洗いをしましょう。
重曹は消臭効果もあるので、重曹での浸け置きがおすすめです。
魚焼きグリルを取り出すことで、グリル内部の掃除もできます。
上記の部分は取り外しも簡単なので、大掃除のとき以外でもこまめに掃除されている方も多いでしょう。
では、ガスコンロのトッププレートも取り外せることは知っていますか?
実はドライバー1本で簡単に外して、ガスコンロ内部の掃除ができるようになっています。
グリル排気口周辺に付いているネジをドライバーで外し、トッププレートの奥を持ち上げて、手前に引くようにすると外すことができます。
内部の汚れを食器用中性洗剤等を使って、布巾やブラシで掃除をしましょう。
取り外した時と、逆の手順で取り付ければ完了です。
年末の大掃除の時やおもいっきり吹きこぼしてしまった時には、トッププレートを外して内部までしっかり掃除したいですね!
手が届きづらいガスコンロ内部のこびりついた汚れを落とすには?
排気口カバーや魚焼きグリル、トッププレートを外すとガスコンロの内部まで掃除することができますが、手が届きづらく掃除しにくいものです。
手が届かない部分は、割りばしや竹串に洗剤を含ませた布やペーパーを巻いて掃除をしましょう。
洗剤をスプレーして汚れを浮き出したり、洗剤を含ませたペーパーをはりつけて汚れを落としやすくしてからブラシでこすったり、拭いたりすると良いです。
魚焼きグリルの内部など、食べ物への洗剤の影響が気になる場合は、重曹やセスキ炭酸ソーダを使うのがおすすめです。
環境や身体に優しいだけでなく、しっかり汚れを落としてくれます。
- 重曹なら小1に水100ml
- セスキ炭酸ソーダなら小1に水500ml
の割合で作ったものを使いましょう。
また、ガスコンロ内部の掃除をする時はガスの元栓をしめてから、安全に行ってくださいね。
ガスコンロ内部を掃除した後に魚焼きグリルを5分くらい空焼きすると、魚の臭み等の匂いが改善されます。
そのときに、お茶の葉を受け皿に広げて空焼きすると消臭効果がアップするので、試してみてください。
ガスコンロを取り外して内部まで綺麗に掃除する方法まとめ
ガスコンロのトッププレートにネジがついているタイプのものなら、トッププレートを外して内部までしっかり掃除をすることができます。
排気口カバーや魚焼きグリルの内部など手が届かないところは、洗剤スプレーをかけたり、洗剤を含ませたペーパーを湿布などをして、汚れを落としやすくしてから割りばしや竹串などを活用して、細かいところまで拭き取りましょう。
自分でやるのは大変そう…と感じた方は、ハウスクリーニングにお任せすることもできます。
汚れがたまればたまるほど落としずらくなってしまうので、1年に一度は内部まで掃除することをおすすめします。
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