住みはじめてからわかる家や間取りの便利さや不便さ。
引っ越し前はわからなかった、生活をしていく上で生じる不便さはそのお部屋の間取りが関係しています。
しかし、だからといってまた引っ越すわけにはいきませんし、決まってしまっている形の中で、いかにして工夫するかという事がポイントになってきます。
私も不便だなーと感じる事が、生活を始めてから多々出てきました。
そこで「誰でも出来る!私が個人的に工夫をしてみた家事・生活動線」を3つ、ご紹介していきたいと思います。
家事動線を良くするなら常にいるリビングを有効的に使う
普段パパママは昼間はお仕事をしていますが、帰ってきてから一番集まる時間の長い場所は「リビング」だと思います。
ママにとっても家事をするのに、一番滞在時間が長い空間なのではないでしょうか?
私はあまり手際が良い方ではないので、今まではリビングにいたり寝室に行ったり脱衣所にいってごそごそしたり…とにかく無駄に家の中をうろうろしていました。
特になにも考えずに目についた事をやるタイプです。
しかし歩きまわっているうちに、さすがの私でも気が付きました。
効率の悪さに!
一体何をそんなにうろうろする必要があったのかと言うと、まず「明日の保育園の準備」をするため、息子のタオルとキッチンクロスを取りに寝室へ。
次に、乾かしていた体操服やカラー帽子をとりに脱衣所へ行きます。
そして明日の準備が整ったランドセルを、玄関までもって行きます。
それが終わったら次に、明日着る服を準備しにまた寝室へ戻り、家族みんなの分の服を一式出してリビングへもって行きます。
そんな事をしていると、リビングに散乱している息子のおもちゃが気になるようになり、それを拾ってまた子ども部屋へ。
…移動する回数と、効率をまったく無視した目についたものから片づけるという私のスタイル。
悪いのは間取りではなく私のような気もしますが…。(笑)
しかし、ここまで効率を考えていない私が気付いた事、工夫した事はずばりこれでした。
それは「使うものをあえてリビングにしまう事」です。
私の場合保育園の準備に色々な部屋を行き来していたので、保育園のタオルやキッチンクロスを専用の箱にしまうようにして、それをリビングのテレビ台の下にしまうことにしました。
すると、リビングで家事をしながらランドセルの中身を揃える事に成功!
実はキッチンにある食器棚の引き出し、1段2段くらいは息子の身支度用のタンスと化しています。
食器棚は食器を入れるという概念を捨て、自分の生活導線にあわせた結果こうなってしまいました^^;
しかし見栄えは変りませんし、自分が便利になったので「食器を入れる場所なのに…」という抵抗があるかもしれませんが、リビングにはこれ!という決まりを忘れて、いっそ自分の使いやすい引き出しに改造してみるのもオススメです。
洗濯を少しでも楽に!○○○の上に干せば時短にもなる⁉
我が家は花粉症の人が多く、年がら年中誰かが鼻をすすっている状態。
そして近くに主要道路があり、交通量に伴う排気ガスが気になる事と私が虫が苦手という事もあり、ここ何十年とずっと洗濯ものは室内干しです。
ベランダ自体あまり使った事がありません。
どこに洗濯ものを干しているかというと、洗濯機の上です。
脱衣所のつっぱり棒が物干し竿の役割を果たしています。
そして寝室には、キャスター付きの小さな衣装掛けを置いています。
そこに洗濯ものを干すのですが、冬場など乾燥が気になる季節に寝室で洗濯ものを干していると、湿気が保たれて朝起きてものどの痛みがありません。
そして夜遅くに帰って来てたとしても洗濯ものを取り込む時間も気にしなくていいですし、天気の心配も要りません。
忙しい時は干したままにも出来るので、とても楽です。
いい事づくしです。
室内干しだとニオイが気になるという方もいらっしゃると思いますが、最近室内干し用の洗濯洗剤が販売されたりしているので、室内干しに抵抗がある方はそれを使ってみるのもいいかもしれません。
仕事も子育ても両立したい!部屋はあえて一つに
共働きだと、どうしても子供と一緒に過ごす時間が少なくなってしまいます。
部屋を独立させてしまうとますます時間が限られてしまうので、私は自分の仕事部屋と子ども部屋をあえて一緒にしました。
それはリビングの隣の部屋にあたります。
リビングの隣の部屋に、子どもスペースと自分の仕事スペースを混在させる事でリビングにいる家族と話がしやすいですし、子どもにも目が行き届きます。
仕事の部屋や趣味の部屋には子どもを入れたくない、というパパママもいらっしゃると思いますが、なるべく子どもに協力してもらい「パパやママの机の上は触らない」という約束事を守る練習も出来ます。
我が家の場合、私の仕事机の隣に息子のおもちゃ箱があり、たまーに机の上に進出してくるのですが
「今ママ仕事してるよ~」と注意すると
「あ、そうだった!」と
おもちゃをよけてくれるようになりました。
そんな風にして、子どもとママとの約束を守る練習をしています。
それに、同じ空間にママがいるようにしていると「いつでもそばに居る」という安心感と、いつ話しかけても返事がかえってくるという安心感から聞きわけが良くなっている気がします^^
趣味の部屋には大事なものを置きたいし、仕事部屋にも大事なものがあって困る…と思われるかもしれませんが、子供が小さいうちは同じ空間にいる事も重視している私個人的には、とてもいい事だと思いました。
間取りを変えられないのなら生活導線を変えるまとめ
リビングはご飯を食べる役割だけではありません。
家族が一番集まる場所なので、自分もよく作業をする場所なら使いやすいスペースを作ってみてください。
リビングにあまり物を置きたくないという方もいらっしゃると思うので、見た目のよい収納BOXを買ってインテリアとして置いて使うのも工夫のひとつです。
私はミシンを週末に使うことがあり、またクローゼットにしまうのが面倒なのでリビングにイスになる収納BOXを置いて、その中にこっそりしまっています。
家事だけでなく、共働き家族の限られた時間を大事にするために、ママが一番使いやすいように家の中を改造してみてはいかがでしょうか^^
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