寒い時期になると、毎日大活躍する石油ファンヒーター。
片付ける前にもシーズン中にも、きれいにお手入れして使いたいもの。
でもファンヒーターの隙間のほこり掃除って、意外と大変ですよね…。
しかしほこりを取り除かないと、火事の心配もある…。
そんなファンヒーターのフィルターはもちろん、中まで綺麗にする「分解掃除」の方法をご紹介します。
ほこりを除去して快適に!石油ファンヒーターの分解掃除のやり方は?
ファンヒーターを、一番スッキリときれいにできるのは「分解清掃」!
ちょっと難しいような気もしますが、開けてみると意外とシンプル。
きれいな空気のために、挑戦してみましょう!!
ただし、分解するときにはもしもの事故を防ぐため、必ずコンセントを抜いて、完全に熱が抜けてから作業をしてくださいね!
まずは前面パネルをはずしてみましょう。
暖かい空気が出てくる方ですね。
メーカーによって違いはあるかと思いますが、大抵ドライバーで外すことのできるネジ数本で止まっているはずです。
油とホコリで汚れたものですので、お風呂場などに持っていってマジックリンなどを使って洗ってしまいます。
あとはしっかり乾かして。
そして背面パネルを開けてみましょう。
こちらもネジ数本で止まっているはずです。
開ける前に背面についている、金属のフィルターのホコリをとっておきましょう。
掃除機で吸えるだけ吸いとって、アルコールシートなどで拭き取っておきます。
カビなどの繁殖を防ぐためにも「アルコール除菌」してくれるシートを使って拭きます。
おすすめは「エリエール/除菌できるアルコールタオル」。
詰め替え用もあって便利です。
キッチンやテーブルのさっと拭き、手指にも使えます。
もちろんアルコール除菌ができるものなら、他のものでもOKです。
背面パネルをはずしたら、そこにファンがくっついています。
これも外してしまいます。
こちらは、ドライバーでは外せないと思います。
真ん中をボルトで固定してあると思いますので、レンチで外します。
外したファンは、前面パネルと同じように丸洗いします。
コード類がついていて外せない場合は、ホコリをぬぐい、アルコールシートで拭き取ります。
乾かしている間に、機内をアルコールシートで拭き掃除します。
細かい部分は、割り箸などにシートを巻き付けて拭きましょう。
石油を入れるタンクが触れるところに、受け皿が入っています。
ここもホコリがたまりやすいところ。
汚れてくると着火に時間がかかったり、大きい音がなったりします。
受け皿は外して、汚れがひどくないときは古歯ブラシなどでホコリや汚れをこすります。
汚れがこびりついてしまっているときは、いらない容器に灯油をいれて、そのなかで汚れを洗います。
もちろんビニール手袋を使用してくださいね。
お掃除が終わったら元に戻します。
新しい灯油をいれたら、着火して5分くらい動かしたら消す、を2、3回繰り返してみてくださいね。
異常な音や臭いがしなければ、お掃除終了。
これできれいな空気のなかでくつろげますね!
お使いのファンヒーターのメーカーが違ったとしても、おおよその場所は似たようなものなので、参考にはなるのでは?
こちらのお掃除動画も参考になります。
ヒーターこそほこり掃除は重要!
石油ヒーターは、エアコンと同じように空気を吸い込んで暖めてくれるもの。
お掃除しないと機内にたまったホコリを、お部屋に撒き散らしてしまうことに!
暖房中は効率をあげるために、なるべくお部屋をコンパクトにしようとしますから、撒き散らされたホコリをまともに吸い込んでしまうことになります。
また石油はカビが生えやすいもののひとつ。
つまりお掃除していないファンヒーターを使い続けるのは、ホコリとカビを部屋中に撒き散らしているのと同じことなんですね!
冬になると風邪でもないのに喉の調子が悪くなる人は、ファンヒーターのお掃除をしてみると症状が改善されるかもしれないですよ?
また床に近いところで働いているヒーターは、ホコリを吸い込みやすい環境にあるんです。
シーズン中も1、2ヶ月に一度くらいはお手入れして使いたいものですね♪
ファンヒーターの内部まで綺麗にする方法まとめ
冬には毎日のように使うことになるでしょうから、出すときにはしっかりほこりをきれいにしておきましょう。
ドライバーで外せるので、分解自体はそんなに難しくないと思います。
お掃除に関しても、水洗いや拭き掃除でOKなのでぜひ挑戦してみてくださいね。
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