赤ちゃんが産まれると、赤ちゃんが優先になり毎日の家事もなかなか思うように進まないですよね。
今まであまり気にならなかった汚れでも、赤ちゃんが産まれると清潔な環境で育ててあげたい!と思い、気になってしまいます。
普段はなかなかできない所を年末の大掃除だからこそ、綺麗に掃除したいと思っていても赤ちゃんが泣いてしまって途中で切り上げたりと、なかなか思うように進みません…。
皆は赤ちゃんがいてもしっかり大掃除できているのでしょうか?
そこで、赤ちゃんがいてもできる掃除のコツや、赤ちゃんがいるからこそ掃除した方がいいポイント、気をつけたいことなどをまとめてみました。
赤ちゃんがいると大掃除が思うようにできない!みんなはどうしてる?
赤ちゃんがいると、思うように大掃除はできませんよね。
小さい子供がいる家庭ではどうしているのでしょうか?
先輩ママによると…。
年末だからといって大掃除として考えずに、自分のペースで気になった所を掃除する。
年末くらいは綺麗にしたいので、パパが休みの日や実家に預けられる時に集中して一気にやってしまう。
しかし普段保育園に預けていて、休みの日は子供との時間を大切にしたいとも思うので思いきって掃除のプロにお願いすることにした。
上記のように家庭環境によっても様々ですが、赤ちゃんがいるからこそ掃除も効率的に済ませたいと考えている方が多いようです。
赤ちゃんがいるからこそ、掃除もしっかりやらなきゃいけないと思ったり、1日家にいるのに掃除もできないなんて…。と感じてしまう方もいるようですが、ママだって無理は禁物です。
今は赤ちゃんがいるから仕方がない、と割りきってしまいましょう。
掃除をする日は、掃除以外の家事の手を抜いてしまうのもありです。
それでも、気持ち的にできれば少しでも掃除しておきたい…というママもいることでしょう。
子育て中の大掃除は、1日や2日で終わらせよう!と考えるのではなく、「この週はどこをやる!」「この週はここ!」と1週間ごとで掃除をする場所を決めて実行するというのもおすすめです。
効率よく、やるべき所をやりましょう。
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では赤ちゃんがいるからこそ優先的に掃除した方が良い場所や、赤ちゃんがいてもできる掃除方法をご紹介していきます。
赤ちゃんがいる場合の大掃除はどこまでやる?簡単に済ませるコツ
赤ちゃんがいて掃除に時間がかけられない場合は、赤ちゃん目線になって部分的に集中して行いましょう。
水回りは大掃除で集中して行わなくても大丈夫
一般的な大掃除ですと、キッチンやガス台、換気扇、お風呂など、水回りの掃除をやらなくては…と思いますがこういった部分は、普段の掃除をしていれば大掃除としてやらなくても大丈夫です。
水回りの掃除は一度始めると中断しずらい部分でもあるので、赤ちゃんがいると大変な場所なんです。
赤ちゃんがもう少し大きくなって、まとまった時間お昼寝するようになったり、一人遊びができるようになってからでもいいでしょう。
普段から最低限の掃除をして、本格的な大掃除は余裕ができてからでも大丈夫です。
普段の掃除もできてなくて、汚れが気になる…という方はプロにお願いしてしまいましょう。
水回りだけでしたら、2~3万円くらいでピッカピカにしてもらえますよ。
赤ちゃん目線になって部屋を見回す
赤ちゃんがいる場合に主に掃除しておきたい場所は、
- 床やカーペット
- 家具の下の隙間
- 窓のサッシ
- 窓
などです。
ハイハイする赤ちゃんは床での生活がほとんどですよね。
なので、赤ちゃんは大人が思っている以上に目線が低いです。
家具の下の隙間の埃を触ってしまったり、窓のサッシの汚れを触ってしまったり、ゆらゆらするカーテンが楽しくて口に入れてしまったりするのです。
大人はあまり気がつかない場所の汚れがあるので、赤ちゃんのハイハイする目線になって掃除していきます。
「ここは触られたら危ないな」というところ(例えばコンセント)や棚の下にゴミが落ちてないかをしっかりチェックして、ハウスダストや誤飲に気をつけましょう。
特に棚の下は、意外とペンや硬貨などがいつのまにかに落ちていたりするので、入念にチェックしてくださいね。
赤ちゃんが触る機会の多いおもちゃを綺麗に
おもちゃやぬいぐるみも、年末の大掃除の機会にキレイにしたいものです。
水洗いできるものなら薄めた中性洗剤で洗ったり、除菌スプレーなどをかけて拭きましょう。
ぬいぐるみはぬいぐるみ専用の泡スプレーを利用したり、重曹パウダーを使ってキレイにすることができます。
ビニール袋にぬいぐるみを入れ、重曹を振りかけて2時間ほどおいてからブラシで重曹をはらうとぬいぐるみの汚れを落とすことができます。
おもちゃなどの小物類の掃除なら、赤ちゃんを見ながらやりやすいですよ。
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カーテンは暖かい季節にお掃除しよう
カーテンも見た目以上に汚れていることが多いので1年に1度は洗濯したいものですが、効率を考えると年末ではなく、暖かい季節に行うことをおすすめします。
洗ったカーテンは、カーテンレールに戻して乾かす方法が形もキレイに乾かすことができます。
寒くて窓も開けたくない、乾きずらいことを考えるとわざわざ年末にやることもありません。
我が家も、カーテンは夏休みに洗濯することが恒例になりました。
忙しい年末の掃除の1つを違う時期にやることで、年末のやるべきことが少なくなります。
こんなふうに、掃除をする場所を絞ったり、年末にやることにこだわらないようにすれば大掃除も無理なく進めていけるでしょう。
赤ちゃんがいるなら掃除はナチュラル志向で!
赤ちゃんがいる場合の掃除の場所も大切ですが、掃除をする洗剤選びも大切になります。
赤ちゃんが触る可能性のある場所は、安全なナチュラルな洗剤を選ぶとよいです。
重曹
ナチュラル・クリーニングといえば重曹です。
赤ちゃんはすぐどこそこ舐めてしまいますよね。
重曹は食品としても利用できるものなので、赤ちゃんの口に入っても大丈夫ですし、重曹は様々な働きをしてくれます。
ガス台や子どもや自分がよく触る場所、床の皮脂汚れ、引き出しの取っ手などは重曹を使ってお掃除してみてください。
重曹には、食品として販売されているものと掃除用として販売されているものがあります。
掃除用の重曹には「口に入れたりしないでください」と注意書きがあるので、赤ちゃんがいる家庭では食品として販売されているものの方が安心です。
・40度のお湯…2リットル
・重曹…小さじ5
をバケツや大きめの容器に入れて混ぜます。
マイクロファイバー雑巾で拭くと、より細かいゴミがとれるのでおススメです。
クエン酸やお酢
重曹の他にはクエン酸があります。
お酢でもいいですが、お酢の匂いが気になる場合はクエン酸がおすすめです。
お酢やクエン酸も、重曹と同じで口に入れても大丈夫な自然由来のものなので安心して使えます。
お酢やクエン酸は酸性なので、水回りの白っぽい汚れや、石鹸カスでの汚れに効果的で、静菌効果があり雑菌やアンモニア臭の消臭に効果があります。
また、重曹で掃除した仕上げにも利用でき、クエン酸水をスプレーするとすっきりと仕上がります。
クエン酸も重曹と同じように食品添加物として販売されているものがあるので、赤ちゃんがいる場合はこちらを選びましょう。
またクエン酸は酸ですので、大理石や鉄など素材によって合わないことがあるので気をつけて使用してください。
・水…500ml
・クエン酸…小さじ2〜3杯
をクエン酸の粒子が溶けるまでよくかき混ぜてください。
そして霧吹きに入れるとスプレーできるので楽チンです!
掃除箇所に合わせた洗剤を使用
キッチンの汚れやお風呂の水回りなどは、重曹とクエン酸で掃除をすることができるでしょう。
フローリングを掃除する場合は、掃除機をかけた後にクエン酸水で雑巾がけするとよいです。
カーペットをしっかり掃除するなら、スチームクリーナーを使うと蒸気の力で綺麗になります。
ダニやカビ予防にもなるのでおすすめです。
重曹やクエン酸はいまは100均にも売っているので、お試しで使用してみたい方は100円だとお手頃で実行しやすいですね。
窓掃除も、赤ちゃんが触るので洗剤を使わないナチュラル・クリーニングにしましょう。
窓ガラスの汚れを布で乾拭きし、サッシも乾拭きします。
サッシ汚れがひどい場合は石鹸を使って拭き取り、その後にクエン酸水で拭き取ります。
ガラス窓は炭酸水で拭きましょう。
発泡性があるため、乾きが早く、水拭きをしたときに残る筋が残りずらく綺麗に拭き取ることができます。
炭酸水をスプレーして、乾拭きするだけで綺麗になります。
洗剤に頼らなくても掃除することができるので、赤ちゃんが触れる場所だけどもナチュラル・クリーニングで掃除してみてください。
赤ちゃんがいる場合の掃除はどこまでする?まとめ
子育て中の大掃除、思ったように進まず本当にモヤモヤしてしまいますよね。
赤ちゃんがいる場合は、掃除が思うように進まないのは仕方がありません。
ゆっくり時間をかけて少しずつ行うようにしたり、部分的に気になるところだけにしたりと、無理をしないで進めていきましょう。
なんなら私は、臨月の時が年末でしたのでその年は諦めました。
子供を清潔な環境で育てたいという気持ちもありますが、掃除ができなくてイライラモヤモヤしてしまうよりも、あまり根詰めすぎずにゆったり掃除していければいいと思います。
赤ちゃん目線になって、赤ちゃんが舐めたりしても大丈夫なように掃除することを心がけてくださいね。
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