毎日使うお風呂場。
毎日使う場所だからこそキレイにしておきたいですが、毎日使うからこそ、カビなどの汚れは回避できません。
しかし、お風呂掃除をしたいなと思う時って、目に見えるカビが増え始めてからなんですよね。
それでは遅いのですが、掃除が苦手な私はいつもその段階になって焦りだすタイプです(T_T)
しかしそんな掃除苦手な私に掃除の意識を覆すきっかけとなる、思わぬ悲劇が!
なので今日は、カビに死活問題を抱える私がやっている、自身も、大事な家族も、カビから身を守るお掃除方法をご紹介します。
お風呂のカビ掃除はしっかりと!そのきっかけとなったのは…
意外と知らない人も多い「カビアレルギー」
長い前置きになりますが、冒頭に書いた悲劇についてです。
少し前、私は咳が止まらなくなり、それがぜんそくのような咳になり始め、乾燥や花粉が原因だと決めつけていました。
が、お風呂に入っても治るどころかひどくなる一方でそこで乾燥が原因ではない事が分かり、しばらくそれが続いたので病院に行って採血をしてもらいました。
一週間後でた診断結果は…
なんとカビアレルギーでした(T_T)
毎年花粉症だの鼻炎だのと騒いでいたのですが、しっかりアレルギー検査をした事がなかったので驚きでした。
お医者さんから言われた言葉は「確かに花粉にもカビついてるから咳出たりするけど、お風呂とかカビが多そうな場所で咳こむ事なかった?」と。
とっても思い当たります…。
カビはそんな風に恐ろしい症状を引き起こすんです!
これにはさすがに参りました。
きちんと掃除をしようと思ったきっかけでした。
うちには小さい息子もいますが、息子が発症しなくて本当によかったと思います(T_T)
そもそもカビの原因は?
さて、そもそものカビの原因とはなんなのでしょうか。
まずは敵の発生源を知る事が大事です。
カビが発生する条件は3つです。
原因その1「湿度」
これは予想通りです。
湿度の多い場所はカビがわきやすい、というイメージですよね。
因みにこの湿度が70%以上になると、カビがわきやすい条件になります。
原因その2「温度」
だいたい何度くらいがカビにとって適温なのでしょうか。
答えは20~30℃。
人間の体温より低めです。
原因その3「栄養」
お風呂場でタイルなどに残ってしまう、洗い落とした皮脂やせっけんカス、これらをエサにしています。
雑食です。
カビのエサ達がそこら中にあると思うとぞっとしてしまいますね!
原因がわかったところで、さっそく息の根をとめに参りましょう!
必殺!お風呂のカビの掃除には重曹!カビ退治には万能な助っ人
最初はカビキラーでシュッシュしているだけでしたが、色々と調べていくうちにもっと強力な助っ人を見つけたので、最近掃除方法を変えました。
ずばり、重曹です。
重曹は料理にも使えて掃除にも使えて、ある時には入浴剤になれるほど万能な助っ人です。
さて、そんな重曹をどう使えば最大限に力を発揮できるのでしょうか。
色々作ってみましたが、一番いい比率がぬるま湯1Lに対し、重曹は大さじ4くらいです。
私はこれを重曹水と呼んでいます。
ここで注意しなければいけないのは、重曹水を作る時に水だと溶けにくくて、熱湯だと泡立ってしまうので37℃ほどのぬるま湯を使用する事です。
その作った重曹水を吹きかけ、キッチンペーパーを被せ、そのキッチンペーパーにも重曹水をなじませます。
そして最後にラップでふさぐ!
2~3時間放置しちゃって大丈夫です。
カビたちが消えていくのを待ちましょう。
そしてラップをとるとカビが薄くなってる!!!
この方法はカビ取りのCMのように「真っ白ぴかぴかすっきり!」とはいきませんでしたが、回数を重ねるうちにだんだん薄くなります。
どれだけカビキラーを吹き付けてもあまり変わらずでしたが、この重曹効果はカビキラーでは成しえなかった成果だったので、重曹での掃除に切り替えました^^
先ほど、ぬるま湯との比率について案内しましたが、重曹マスターになってくるとペースト状にして使う人もいます。
重曹を皿にとり、様子を見て水を足していきペースト状にします。
ペースト状にすると何が良いかというと、カビにべったりくっついてくれるので、霧状に噴射するよりもだいぶ効果があります。
直接塗れるわけですからね^^
ただし、浴槽の傷みが気になるという心配や、様子を見て少しずつやってみたいという方には、まず液体の状態での使用をオススメします。
忘れてはいけない!その後のお風呂のカビ予防対策
カビを取り除いたからといって、油断出来ないのは今後の再発生です。
キレイにしたなら、是非保ちたいですよね。
私が日々気をつけて行っている事は以下二つです。
対策その1「ものをこまめに引っ越しさせる」
お風呂におきっぱなしのシャンプーやトリートメントなどの下に、カビがはえているのをよく見かけませんか?
そのままボトルの下に溜まった水が移動する事無く、ぬめり状態になり、それがカビが発生する原因と直結しています。
シャンプーボトルの下を拭きとるのって毎日の日課にしようと思うととても大変です。
少しずつでも効果があるので、使っている最中、もしくはお風呂から出る前など、ボトルたちを5cmほど引っ越しさせてみてください。
対策その2「お風呂から出たら浴室全体に冷水をかける」
カビの発生源から考えるに、ようは湿度と温度を気にしていればいいわけですから、温度を20℃以下にする為冷水を最後にかけるだけでだいぶ大きな効果が得られます。
それから水気を切るのが一番の得策なのですが、さすがにお風呂出たあとまで…という方(私含む)は、換気扇を回しておくだけでもよいでしょう。
徹底してやりたい!という方には、水気を切るまでがオススメです。
まとめ*カビの原因を意識して再発防止を!
私自身のカビアレルギーが判明してから、だいぶ過敏になり色々調べて試しました。
結果、一番よかったのは重曹でした。
重曹についてのマメ知識なのですが、20Lのお風呂に大さじ3程の重曹を加えて入浴剤代わりにすると、皮脂などが乳化され汚れがとれやすくなるので、美白効果が得られるそうです。
最近ではお風呂のカビ掃除も兼ねて重曹を使い続けていますが、別の使い方もありますので興味のある方は是非試してみてください^^
因みに、お風呂からあがると重曹風呂後の肌は乾燥しやすくなる、というデメリットもあるので保湿も忘れずに!
小話も挟みましたが、温度、湿度、お風呂の皮脂などの汚れに普段から気を付けて、汚れもすっきりとれたところで、快適安心すっきりキレイ!な、ゆっくりバスタイムをお過ごしください^^
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