プールといえば、塩素などが入っていて、髪の毛やお肌にあまりいい影響があるとは思えません。
でも実際にプールに入った後に肌が綺麗になったというのを体感されているということは、なにか効果のある成分が実は入っているのでしょうか?
プールでお肌ツルツルの謎、探ってみました!
プールに入った後のスキンケアの仕方もチェックしていきましょう。
プールに入ったら肌がツルツルになる!?
確かに調べてみると、水泳を始めたらお肌ツルツルになった、ニキビがなくなった、キメが細かくなった、などという体験談をあげている人が多いです。
これはどういうことでしょうか?
そもそも、プールの中の塩素濃度は水道水よりちょっと高いくらいなんです(水道水0.1mg/l以上0.4mg/l以下。プール0.4mg/l以上1.0mg/l以下が望ましい)。
プールの水がお肌をツルツルにしてくれるなら、水道水で洗顔しただけもきれいなお肌になってしまうということですよね?
でも実際は化粧水などで保湿をしなければ、あっという間にカサカサになってしまいます。
実は、プールでお肌がツルツルになっているというのは、あながち間違いではないのです。
でもそれはプールの水に含まれる塩素のせいではなく、ほどよい運動のせい。
プールの中では肌が濡れていてよくわかりませんが、結構な汗をかく運動を行っているのです。
泳いだり水中でのウォーキングは全身運動です。
からだの代謝が上がり、肌のターンオーバーも促されます。
また、水圧や水流による刺激がお肌をマッサージして、それも美肌に繋がっているという訳なんです。
体温より低い水がずっとお肌に触れているというのも、大きな刺激になっています。
毛細血管がほどよく刺激され、血液循環がよくなることも美肌を作る要因のひとつになっているというわけです。
泳ぐという行為も、大きな呼吸を手伝っていて、心肺機能の強化は代謝を助けます。
確かにお肌はきれいになっていました。
プールで泳いだり歩いたりすることは、健康の増進だけでなく美肌効果もあったということですね♪
でも、やっぱり塩素はお肌を乾燥させます。
ツルツルになったと思ってプールの後の保湿を怠ると、カサカサお肌になってしまいますよ!!
気を付けてくださいね!
プールに含まれる塩素の肌への影響は?気をつけたい点
先程も書きましたがプールの塩素は、水道水とさほど変わりません。
ただ、管理が悪かったりそのジムの基準などで多少前後するはず。
万が一、あなたも含めて回りの人を観察して目が赤い人が多いと感じたら、少し塩素濃度は高いのかも。
それにしても、プールの後に洗剤をつけてゴシゴシ洗う必要はありません。
少し長めに温いシャワーを浴びるだけで、お肌に残った塩素は取り除けます。
それよりも心配なのは、プールにいる間、上がったあとにお肌をゴシゴシ擦ってしまうこと。
プールのなかに長い時間いると、指先がふやけてきますよね。
これ、よく分かりにくいのですがお肌でも起こっています。
その、ふやけたお肌を乱暴に擦ったら、表面に傷がついてしまいます。
泳ぎ終わって水面から顔をあげたとき、つい目の回りを擦ってしまいませんか?
実はあれだけで結構な影響があるのです。
プールから顔を出したときには、目の上から軽く押さえる程度にとどめましょう。
慣れてくると気にならなくなりますよ。
そしてシャワーが終わったあとも、タオルでゴシゴシ拭いてはいけません!!
こちらも軽く押さえる程度にとどめましょう。
タオルドライが終わったら、すぐに保湿です!
お肌がふやけて油分が落ちている状態です。
「セラミド」が配合されている化粧水やボディミルクで全身しっかり保湿してあげてください。
プールに入ると肌が綺麗になった気がする!まとめ
塩素の力ではありませんでしたが、水泳はお肌にいいということがわかりました。
水の中にいるだけで、刺激を受けているというのはすごいですね!
泳いだりすれば効果はさらに上がるようなので、健康が気になる人もお肌のトラブルに悩んでいる人も、水泳を始めるといいかもしれませんね!
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