お子さんにもお父さん、お母さんにも楽しみな(もしかしておじいちゃんとおばあちゃんも?!)ランドセル選び。
ここ数年はランドセルとは思えないほどの色や形、アクセントなどで選ぶ人の心を惑わせているよう(笑)。
大手ララちゃんランドセルに至っては、組み合わせ次第で32億通りものバリエーションがあるとか!
32億て……
そんなランドセルですが、売り場にいったテンションの高さのまま選んでしまって大丈夫でしょうか?
なにしろ6年間使うもの。
飽きてしまっては困ります。
上手な選び方ってありますか?
変わった色のランドセル、飽きたりしない?色の選び方のコツは?
ピンクに、紫、緑に黄色……それぞれに組み合わせられるラインなどまで選べれば、頭が混乱してしまいそうです!
一番大切なのは「ランドセルを選ぶ主導権はお子さん」ということ。
なので実際に現物を見にショップに行く前までに、ご両親の意見を伝えておきましょう。
例えば
- ①ランドセルは6年間使うこと
- ②途中で飽きたり嫌になっても買い換えることはできないこと
- ③淡い色は汚れが目立ちやすいのは間違いないこと
- ④お父さんたちはこの色がおすすめだと思う
- ⑤予算はいくらである
それだけわかっていてくれれば、あとはお子さんが選ぶものを信じてあげてもいいのではないでしょうか?
というのも、納得して選んだものでないと、後々恨み節を言われることが多々あります。
特に、これ一回きりの物の場合は。
「あのときお母さんがこっちがいいっていったから、私は本当はあっちがよかったのに……」
なんて、3年くらいたってから言われても、ねえ?
最初に意見だけは言って、あとは好きなものを選べと言えば、後悔しようがなにしようが自己責任!
ただしいくら気に入ったものだからって、予算を大幅に越えられては困ります。
ただでさえ、入学までにはランドセル以外にもたくさんの物が必要です。
無い袖は振れないということを、この機会に理解してもらうということも勉強になるのではないでしょうか?
ランドセルの色で安全性は変わる?防犯になる色はある?
事件や事故に巻き込まれた例で、ランドセルの色で子供を識別していた、という例は今のところ無いようです。
でも、私たちだって「あ、あのピンクのランドセルは○○ちゃんかな?」と感じることはあります。
つまりこれから先、ランドセルが個人を特定させる材料にならないとも限らない、ということですね。
かといって、お子さんが派手目のランドセルを選んだからって、それを憂う必要は決してないと思います。
赤や黒のランドセルのお子さんが犯罪に巻き込まれない保証なんて、どこにもないからです。
一般的な赤や黒でも、紫や水色などの目を引くランドセルでも、出来る限りの防犯を装備させましょう。
防犯ブザー、ホイッスル、反射板など、使い方や逃げ方まで、しっかり教えてあげてください。
うちに帰る時間や、どこに行くなどの連絡の徹底もとても大事です。
この先、ご両親の手を離れて、子供たちだけで行動することも多くなると思います。
危ないことに近寄らない判断は、自分が今までいかに大事にされていたか知っているお子さんほどしっかりできると思います。
生活がガラッと変わる前に、今一度「あなたはとても大事な子供なんだ」ということを伝えておきたいものです。
ランドセルの色で後々後悔しない為の選び方のコツまとめ
ちなみに我が家の娘のランドセルは茶色でした。
当時彼女がはまっていたアニメの主人公が背負っていたランドセルによく似たものが、園から来たカタログに載っていたんです。
「これ似てるね?」
と言ったら、もうそれ以外目に入らなくなったようで、一応申し込みの前に「ピンクとか水色じゃなくていいの?」と聞いても、心は動きませんでした。
結果、女の子に茶色なんてとおじいちゃんは嘆いていましたが、どんなお洋服にも馴染んで、回りからも浮かない、飽きもこなくて、しかも軽い(合成皮革だったんですね)!
6年間壊れることもなく、ずっと背負われていました。
やっぱり本人が納得して気に入ったものが一番!
実際に現物を見てしまう前に、話し合いの機会をもうけるようにしましょう!
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