暑い夏になると、おやつにアイスやかき氷というご家庭も多いですよね!
離乳食が始まっている赤ちゃんの前でアイス等の食べ物を食べていると、欲しがってしまい「アイスなら口の中ですぐに溶けるから大丈夫だろう」とあげたりしていませんか?
また、猛暑などの暑い日には、赤ちゃんにも冷たいアイスをあげたくなることがあるかもしれません。
しかし、赤ちゃんに
何歳からアイスをあげていいのか?
赤ちゃんでも食べられる種類はどんなものなのか?
知らずにあげている方もいると思います。
そこで、赤ちゃんにアイスを与える際の注意点などをまとめてみました。
シャーベットやかき氷、その他の種類のアイス、何歳からOK?
赤ちゃんに与えていいのは基本的には1歳を過ぎてから
アイスクリームといっても色々な種類があります。
何歳からあげてもよいのか?といっても種類によっても違ってきます。
離乳食を考えてみてください。
赤ちゃんにはアレルギーの心配もあるので、食品によって与える時期が違いますよね。
一般的には1歳を過ぎてからあげることをすすめている場合が多いですが、中には9か月を過ぎたら大丈夫という育児本があったり、小児科の先生が薬を飲ませる時や食欲のないときにすすめることもあります。
暑い夏になると私たち大人はアイスを食べたくなりますし、赤ちゃんにもあげたくなることがあるかもしれません。
しかし、赤ちゃんは冷たいものを欲しがっていることはありません。
まだ胃腸の機能も未熟なので、食べすぎると冷えて下痢をしてしまうこともあります。
初めて与えるときは、スプーンひとさじからあげてみてください。
またアイスクリームは乳製品や卵が含まれていることが多いので、赤ちゃんにアレルギーがないか確認してからあげるようにしましょう。
アイスクリーム以外にも、市販されているかき氷のシロップに“はちみつ”が入っていることがあったり、添加物が含まれていることがあるので、赤ちゃんにあげる場合は成分をよく確認してください。
赤ちゃんにアイスを与える際の適量は?
赤ちゃんでも食べやすいアイスは、たくさん食べることができてしまうのでカロリーの取りすぎにも気をつけたいですね。
赤ちゃんには、1日の摂取カロリーの目安があります。
1日に必要なカロリーとアイスクリーム(バニラアイスの場合)のカロリーから、赤ちゃんが食べても大丈夫な量を計算してみました。
- 1才未満…0
- 1才~2才…50~55g
- 2才~3才…55~60g
- 3才~4才…60~65g
- 4才~5才…65~70g
アイスクリームだと上記の量を目安に与えてみてください。
1カップ約175gくらいなので、3分の1くらいになります。
かき氷や、シャーベットはアイスクリームに比べるとカロリーが少ないので、もっと与えても大丈夫ですが、お腹が冷え過ぎないように気をつけましょう。
赤ちゃんも食べられるアイス♪簡単手作りor市販のアイス
市販のアイスを与える際は成分をチェック!
アイスクリームは4種類に分類されていることを知っていますか?
アイスのパッケージに必ず分類が記載されているので、どんなアイスなのか理解して、赤ちゃんでも食べられるアイスを選んであげましょう。
まず、アイスは乳脂肪分の量で4種類に分類されています。
- アイスクリーム…乳固形分15%以上のうち乳脂肪分8%以上
- アイスミルク…乳固形分10%以上のうち乳脂肪分3%以上
- ラクトアイス…乳脂肪分3%以上
- 氷菓…上記以外のもの
上記のように分類されています。
一見、アイスクリームは脂肪分が高いと感じますが、これは乳脂肪分の割合であり、乳脂肪分の少ないラクトアイスには植物油が使われていたり、添加物が含まれていることがあるので成分をしっかりチェックしてください。
手作りアイスなら安心して与えられる♪
赤ちゃんに市販品を与えるのが心配な場合は、手作りをしてみましょう!
バニラアイスクリームは家庭でも簡単に作れます。
- 牛乳 300ml.
- 生クリーム 100ml
- 卵黄 3個
- 砂糖 大さじ6
基本的な材料はこれだけです。
作り方は、
①卵黄に砂糖を混ぜて、温めて牛乳を加えて混ぜます。
②弱火にかけてとろっとするまで温めます。
③氷水で冷やし、生クリームを加えて混ぜます。
④容器に入れて冷凍庫で冷やし固めていきます。
ときどき混ぜながら冷やすと、口溶けのよいアイスクリームが作れますよ!
最近では家庭用のアイスクリームメーカーもあり、材料を入れるだけで簡単に作れるものもあるので試してみてください。
また、赤ちゃん用のアイスクリームキットも販売しています。
PIGEONの「赤ちゃんのプチアイス」は、12ヶ月頃~食べられます。
アイスの素に牛乳or育児用ミルクを加えて冷凍庫に入れるだけで簡単に作れますし、赤ちゃん用に甘さ控えめで、乳脂肪分50%オフ、着色料、保存料無添加でカルシウムも入っているので、安心してあげることができますね。
卵や牛乳にアレルギーがある子にはフルーツシャーベット☆
他にも、赤ちゃん用のジューシーを凍らせてシャーベットにしたり、かき氷のシロップを果汁で手作りしたり、フルーツを凍らせて牛乳と一緒にミキサーにかければシェイクも簡単に作れます!
友人の子供で、卵と牛乳のアレルギーがある子がいました。
アイスクリームが食べられなくて凍らせたフルーツをシャーベットにしてあげていた。という話も聞いたことがあります。
凍らせたフルーツがシャーベットになる便利な家電があるんだ!と驚きました。
このように、赤ちゃんに合わせて工夫しながら冷たいおやつを用意してあげることができます。
赤ちゃんのアレルギーや、手間などを考えて自分に合った方法で、赤ちゃんと一緒に暑い夏を楽しく過ごせるといいですね。
赤ちゃんにアイスを与えてもいいのは何歳頃から?まとめ
赤ちゃんへのアイスを何歳からあげるかは、親の考え方によっても違ってきます。
私自身は1才からあげても大丈夫と知っていましたが、虫歯、肥満などの心配もあり、極力あげないようにしていました。
アイスは甘くて冷たくて美味しいので、大抵の子供はアイスが大好きで、1度覚えてしまうとずっと欲しがるようになってしまいます。
夫の実家に遊びに行った時に、子供と同い年の従姉妹がアイスをねだっていて、自身の子供にも進めてきましたが「まだあげていないから」ときっぱり断りました。
今回お伝えした、アイスのことを理解して、赤ちゃんに合ったアイスを選んであげてくださいね。
コメント