乾燥肌に悩む人は冬だけでなく一年中保湿ケアを欠かせませんよね。
顔のケアはしっかりしているという人でも、ボディのケアはおろそかになっていませんか?
お風呂に入った後は身体から水分が奪われ乾燥しやすい状態です。
乾燥するとシワの原因になったり、カサついてかゆくなったり大変なのでしっかりケアしたいですね。
ところで一口にボディケアといっても今はさまざまなケアアイテムがあり迷ってしまいますよね。
そこで今回は「ボディミルクとボディクリームの違いとは?」というテーマを中心に「ボディバター」「ボディローション」「ボディオイル」などの違いもみていこうと思います。
そしてお風呂上りにすべき正しい保湿ケアもご紹介します^^
比較♪ボディミルクとクリームの違いは何?
それぞれの商品の特徴
まず「ボディミルク」と「ボディクリーム」の違いはなんだと思いますか?
答えは配合されている「油分」と「水分」の量の違いです。
この油分と水分の量によってテクスチャーや保湿力も変わってきます。
この二つのアイテムに限りませんが、「ミルク」「クリーム」「バター」など名前でも、なんとなく固さがイメージできるかなと思います。
ボディミルク
ミルクなので柔らかいというか、さらさらしたテクスチャーです。
ボディ用の乳液だと思ってもらえばいいと思います。
こちらはクリームと比べると油分が少なくその代り水分は多めです。
サラサラしているのでべたつくのが苦手な方、乾燥がひどくない方はさっぱりとした使い心地のミルクでの保湿でも十分かなと思います。
ボディクリーム
ボディクリームはミルクに比べると油分が多く保湿を目的として作られたものです。
ハンドクリームなんかと同じ感じのイメージですね。
ボディクリームといっても種類はさらに細かく分かれ、保湿力はあまりないけどさらっと使えるクリームもあれば、保湿力重視のしっとり系のクリームもあります。
ジェルタイプもクリームに分類されますね。
そしてさらにややこしいのが「ボディローション」「ボディバター」「ボディオイル」です。
ボディローション
ボディローションはボディ用の化粧水のような役割です。
ローションなのでミルクよりさらにさらっとしていて水分多めになっています。
軽めなので一番伸ばしやすいと思います。
ボディバター
ボディバターはその名の通り食べ物のバターのような固さのクリームです。
その性質も常温では固形のような感じですが、身体に塗ると体温で柔らかくなります。
ボディバターといえばTHE BODY SHOPの商品名で有名ですよね。
固めなので伸ばしやすいわけではありませんが、保湿力は抜群です。
冬など特に乾燥が気になる時期にはバターがおすすめですね^^
ボディオイル
オイルはまんま油分なので伸ばしやすく、保湿力もあります。
液体なので固さはありませんが、オイルなのでさらっというよりはとろっとしている感じですね。
肌に膜を作り乾燥を防いでくれます。
ベビーオイルなんかもこの類ですよね。
大人でも使っている人多いです^^
それぞれのケアアイテムは以上のような特徴から保湿力が変わってきますので、乾燥具合や体質、お肌の調子によって自分に合ったものを選びます。
用途に合わせて併用するのもありです。
それぞれの保湿力比較
ではそれぞれの保湿力を比較してみましょう。
保湿力が高い順に、
ボディバター>ボディオイル>ボディクリーム>ボディミルク>ボディローション
となります。
一番保湿力が高いのはボディバターです。
含まれる油分の多さもこれと同じ順番です。
クリームやオイルは保湿を目的として作られているので、そこまで変わらない気もします。
というか、個人的にクリームはピンキリだと思いますね^^;
さらっとして比較的すぐ乾くクリームもあれば、いつまでもべたべたした感じの残るクリームもあります。
保湿力高いのは嬉しいのですが、べたつくのが苦手な方にはあまりおすすめしないですね。
保湿だけでなく、肌への浸透で見るとオイルの方がいいのかなと思いますが、この辺はご自身のお肌と相談してください。
マッサージに適しているのは?
マッサージの為に使うなら、肌に摩擦による刺激を与えないように油分が多く含まれていて滑りのいいものが適しています。
一番良いのはマッサージ専用のクリームがあるのでそれを使うことですね。
また、オイルでも滑りが良くなるので使っている人もいます。
手の温度で肌に浸透させやすいので、マッサージしながらクリームを使用するのはおすすめです。
敏感肌におすすめのタイプは?
敏感肌の方は特に乾燥しているところには保湿成分配合のクリームなどが良いと思いますが、基本的にはどのケアアイテムを使うとしても低刺激のものがおすすめです。
香料や着色料が多く含まれるものは肌荒れの原因になりますので、そういったものはなるべく避け、植物由来のものなどを選ぶと良いと思います。
もし合わないなと思った場合は無理して使用し続けないようにしてくださいね。
今はオーガニックなどのものもありますので、合うもので保湿しましょう^^
乾燥肌におすすめのタイプは?
乾燥肌さんはもちろん保湿力No.1のボディバターがおすすめですね。
しっかり乾燥を防ぎ、肌もしっとりもちもちとした触り心地になりますよ。
冬場など乾燥がひどい場合はオイルを塗って、その上からクリームを塗るのもおすすめです。
オイルなら伸びがいいのでコスパも良いです。
べたべたするのが苦手!
べたつくクリーム系が苦手で乾燥もそこまでひどくないタイプの人なら、ローション+ミルクが化粧水と乳液の役割なので、それだけでも何もやらないより全然いいと思います。
夏だとローション、ミルクやこってりし過ぎないクリームで十分ですね。
ボディミルクとクリームの順番…どちらが先?
続いてボディミルクとクリームを塗る順番に関する疑問です。
ボディケアに使用するものは人によって異なりますが「ボディミルク」と「ボディクリーム」を併用する方はあまりいないようです。
「オイル」+「クリーム」や
「オイル」+「ローション」という組み合わせで使っている人はけっこういますね。
この場合は、浸透率の高いオイルを使用する場合は「オイル」→「ローション」→「クリーム」の順がおすすめです。
オイルが肌に浸透していると、その後に塗るローションも浸透しやすく、水分を肌に浸透させることができます。
ローションは使わないという場合でも、最初にオイルを塗ってから最後にクリームで蓋をしてあげるのがいいと思います。
ただしベビーオイルを使う場合は「ローション」→「オイル」の順番にしないと、オイルの膜によってその後のローションが浸透できなくなります。
ここで最初の疑問の「ミルク」と「クリーム」に戻りますが、ミルクは顔用でいうところの「乳液」でしたよね。
油分を含む乳液やクリームを化粧水の前に使ってしまうと、肌に油分のフタができてしまうので、そのあとに化粧水を使用しても水分が浸透しません。
使用する順番をきちんと守らないと、効果が得られないことはもちろん、ニキビなどの肌トラブルの原因になる場合もあります。
引用:ドクターシーラボ
こちらを見ていただくとわかる通り、基本的にお顔のケアの場合には「化粧水」→「乳液」の順番で使います。
先につけるタイプの乳液は、水分、油分、保湿成分が角層のうるおいと近いバランスで配合されており、 洗顔後すぐにつけることで肌をやわらかくし、次につける化粧水の浸透率を高める役割があります。
水分の蒸発を防ぐことを目的とした乳液とは役割が異なるので、自分の肌コンディションに合ったものを選ぶことが大切です。
引用:ドクターシーラボ
そして例外として「乳液先行タイプ」を使用する場合には「乳液」→「化粧水」になります。
基本的には乳液はブースターの役割なので、後に塗るのが好ましいです。
ということはボディケアでも「クリーム」→「ミルク」の順番かな?と思いますが、保湿力はクリームの方が上なので私は「ミルク」→「クリーム」をおすすめします。
というか、結局クリームでも保湿力があれば、ミルクは併用しなくてもいいのでは…ということなんですね^^;
なので「ミルク」と「クリーム」を併用している人はあまりいないのかもしれません。
先ほども書いたように、人によって使うアイテムは様々なので順番にもきっちりとした決まりはないですし、自分が一番効果があると思った使い方を探してみて下さいね。
試してみて♪お風呂上がりの保湿の順番はコレ
お風呂上りは浴室から出てすぐに乾燥が始まります。
身体が温まった分、肌から水分がなくなり乾燥しやすいのです。
お風呂上がりの10~15分は乾燥との戦いですよ…!
1.顔のケア
2.体のケア
3.髪の毛のケア
という順番でささっと保湿していきます。
ここではボディケアについて詳しくご紹介しますね。
おすすめなのはお風呂場でオイルやクリームを塗ってしまうことですね。
オイルは濡れている方が浸透率もいいので、身体を拭く前に塗るといいです^^
出てからなら、「化粧水(ローション)」で保水してから「オイル」の順でもいいと思います。
ボディはクリームまで浴室で塗ってしまえば、その後のフェイスケアも焦らずできますね。
汗をかきやすく皮脂が多めな背中や胸元は、乾燥がひどくなければ重ねて塗らなくてもOKです。
さっと馴染ませましょう。
乾燥がひどい時にはしっかりここで保湿してくださいね。
メーカーによって組み合わせや使い心地も変わるので、いろいろ試して自分にとって最善の保湿方法を探してみてください。
ボディミルクとクリームの違いまとめ
いかがでしたか?
保湿力やテクスチャーなどの使用感は、検索すると口コミがたくさん出てきますので、まずはそちらを参考に選んでみるといいと思います。
乾燥する季節はもちろん、一年中気合いを入れてケアしてすべすべでもちもちな肌を手に入れましょうね^^
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