結婚式のスピーチなんて、ただでさえ緊張するものを(一生に一度のことですもの、責任重大です!)「話すべきことがない」というのは、大変なことですね……
それでもお断りできなかったのでしょうから、お気持ち察します。
お友達だけでなく、ご親戚やご両親も興味津々で見つめるなか、何をスピーチしたらいいものでしょう?
できれば「あなたに頼んでよかった」と思ってもらえるような、心に残るスピーチを考えてみましょう!
結婚式の友人スピーチを仲良くないのに頼まれた…何を話せばいい?
特に親しくなかった友人とあなたは思っていても、この大事なイベントに指名してきた相手の気持ちを汲んで、思い出に残るスピーチをしたいものですね?
とにかく、スピーチ内容を考えるにはまずはネタ探しです。
思い出がないとは言っても、数年間は同じ教室や部署で過ごしたはず!
記憶を搾って捻り出してみましょう♪
例えば
- 同じ行事に携わった
- 一緒に企画に取り組んだ
小さいことなら
- お昼を時々一緒に食べたり
- 飲み会に参加したり
など何かしらは思い出せませんか?
そこから広げて行きましょう!
そして思い付いたことは箇条書きにして、膨らませていきます。
例えば文化祭に参加し、同じチームだったなどがあれば、あまり関わりがなかったとしても積極的に使っていきましょう。
(↑リーダーでなくても使える『中心的存在』という便利な言葉)
一緒の飲み会に参加したことがあるなら
(盛り上がらない飲み会もなかなかないので、結構当てはまります)
などとスピーチできるはず。
ハンカチを貸してもらった、休みを代わってもらったなどの細かいことも『困ったときに助けてもらった』と言い換えることができるので、もしも心当たりがあれば使えるエピソードです。
また、下書きになくても当日、ドレスが(お友だちが)きれいだとか会場がセンスが良いなどは、最初の挨拶のあとに加えても良いかもしれません。
誉められて嫌な気持ちになる人はいませんからね?
ご両親やお友だちを泣かせるようなスピーチは難しいかもしれませんが、みんながいい気持ちになれるように目指していきましょう♪
結婚式のスピーチで気を付けたい注意点
人前で話をするのはただでさえ緊張するものですが、スピーチでは普段なにげなく使っている言葉でもNGとされるものがあります。
スピーチをしたことがない場合にうっかり使用することがないよう、最低限気をつけたいところをまとめてみました。
忌み言葉
相手がどなたであれ、結婚式では使うのを避けた方がいい『忌み言葉』というのがあります。
不幸を連想させたり『2度、3度』と繰り返しを想像させる言葉を使うのは避けたいところです。
散る、無くす、落ちるなどは普通の会話でも使うことが多いですが、これは不幸や不吉を連想させるので使うのを避けたい言葉。
また、終わる、切る、離れるなども離婚や別れを連想させるので、使わない方がいいですね。
重ね言葉
さらに気を付けたいのは『重ね言葉』。
重ね重ね、くれぐれも、次々などは明るい意味合いで使っても「結婚を繰り返す」という風に連想されるので避けるべきですね。
これらを使う場合には言い回しを変える
どうしてもそれらの言葉を使う必要があったときは、違う言い回しを考えましょう。
- 終わり→結び
- (会社や親元などを)離れる→新しい道を歩む
- たまたま→偶然
- くれぐれも→十分に
など言い換えることを考えましょう。
スピーチする本人にそんなつもりがなくても、気になる人が聞けば気にさわることもあるかもしれません。
さまざまな(おっと、これも重ね言葉ですね!)年代の人が出席している席だからこそ、最大限の気遣いをしたいものですね♪
原稿の最終確認も忘れずに
原稿が出来たら、一度ゆっくりと読み上げてみましょう。
あまり早口だといくら音響が整っていても聞き取りづらいものです。
ゆっくり読んで3分ほどにまとまっていれば量としては十分でしょう。
原稿を見てばかりではなく顔をなるべくあげて、お友だちの方を見られるようになれば上出来!
この原稿に当日のお友だちやお相手に対する感想なども織り混ぜられたら、完璧です!
あとは度胸だけ。
ここまで準備してあれば、きっと喜んでいただけるスピーチができるはず。
素敵な一日になるといいですね♪
友人スピーチでの原稿内容や文章の注意点まとめ
スピーチ内容としては
- 一緒に過ごしていた頃を思い出すこと
- ちいさなことでも楽しかった出来事
- 相手の良いところを探す
など、ちょっとした思い出でも問題ありません♪
内容が決まったら、読み直して「忌み言葉」や「重ね言葉」が入っていないかもしっかりチェックしてくださいね。
当日は落ち着いて頑張ってください。
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