暑い季節に美味しいそうめん!
茹でる時間も短く、お年寄りから小さな子供まで家族みんなで食べることができ、常備している家庭も多いのではないでしょうか?
また、お中元や、お歳暮などでたくさん戴くと、なかなか食べきれなくて困ってしまいますよね。
スーパーで売っている少量パックのものでも、夫婦二人だったり、小さな子供と一緒に食べる場合は一袋だと多すぎて余ってしまいます。
そうめんは日持ちする食品ですが、保存方法が悪いとカビてしまったり、虫がわいてしまったりするのです。
そこで、そうめんの保存方法についてまとめてみました。
そうめんを開封後に保存する方法&何日くらい保存が可能?
そうめんは小麦粉と食塩水をこねて熟成し、乾燥させたもので水分量も少なく、昔から保存食とされてきました。
有名なそうめんメーカーでは、賞味期限が3年6ヶ月となっていて、メーカーで熟成したものは製造から2年目のものを「古物(ひねもの)」、3年目のものを「おお古物(おおひねもの)」といい、高級品といわれています。
寝かし過ぎても味が落ちてしまうので、製造から2~3年後くらいまでが食べ頃なのですが、昔は賞味期限がなかったと言う話があるくらい保存ができる食べ物なんです。
ちなみに熟成して美味しくなるのは油を使用して作る手延べそうめんだけで、スーパーで安価に売っている物は長期間保存しても、美味しくなるわけではないのでご注意ください。
そうめんは長期保存可能な食品なのですが、スーパーなどで袋に入っているそうめんを開封した後は、どのように保存したらいいのでしょうか?
そうめんや、そば、うどんなどの乾麺はピッチリとした袋に入っていることが多く、開封すると袋をしめることもできず困ってしまいます。
少なくなった麺の束を斜めに入れて、端っこを輪ゴムでとめる…という方もいるようですが、そうめんは保存状態がよくないとカビや虫がわいてしまいます。
また、そうめんは匂いも移りやすいのです。
開封したそうめんは、賞味期限や茹で時間が分かるように袋のまま、ジップ付きの密閉袋や、密閉容器に入れ、冷暗所に保存することをおすすめします。
冷蔵庫で保存することもいいですが、冷蔵庫内は水分が多く食品の匂いも強いので、しっかり密閉してから保存してくださいね。
匂いがついてしまうとせっかく保存しておいても、食べにくくなってしまいますからね^^;
そうめんは保存状態がよければ、賞味期限を過ぎても、カビ、虫、匂いがなければ食べることができます。
長期保存することで、黄色っぽく変色することがありますが、カビや虫、匂いがついていなければ食べることができます。
保存場所に気をつけたり、しっかり密閉しておけばカビなども防げますね。
また、茹ですぎて余ってしまったそうめんは、ラップに包んで密閉すれば冷蔵庫で1日から2日保存できます。
茹でたものは冷凍することも可能ですが、解凍したそうめんは食感が悪くなってしまいます。
その為冷凍保存する場合には凍ったまま、にゅうめんや炒め物にするといいですね。
冷凍庫なら2~3週間保存できます。
そうめんを保存する場合、ダニが発生しやすいので要注意!
そうめんは長期保存ができますが、保存するときに気をつけないと、カビやダニが発生してしまいます。
小麦粉にも、ダニが発生すると聞いたことありますよね。
そうめんも乾燥しているとはいえ、小麦粉から作られているのでダニのえさとなってしまうのです。
そうめんの保存方法の注意点
- 直射日光のあたらない、通気性のよいところに保存しましょう。
床下収納や、シンクの下は湿気が多いのでカビやダニが発生しやすいです。 - 常温でも冷蔵庫でも大丈夫ですが、他のものの匂いがつきやすいので密閉容器に入れましょう。
- 木箱や紙箱に入っているものは、そのまま冷暗所で保存します。
さらにときどき箱から出して、天気の良い日に数時間陰干しをすると、カビやダニが発生しづらくなります。
木箱や紙箱に入っているそうめんを時々陰干しにするのは湿気を取るためですが、この作業が出来なかったり、面倒でしたら箱から出して箱がない袋のそうめん同様ジップ付きの袋や密閉できるタッパーに移すといいですね。
あとは上記のように冷蔵庫や冷暗所で保存しましょう。
以上のことに注意しながら、長く保存する場合はときどき状態を確認するとさらにいいですね。
くれぐれも閉まったまま忘れてしまわないように^^;
素麺だけでなく、夏は食品の保存には気を使わなくてはいけない季節です。
食中毒を防ぐためにも、正しい保存方法を覚えておくと役立ちます。
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素麺が余った時の保存まとめ
いかがでしたか?
そうめんは保存の仕方さえ気をつければ、長期間保存できる食品です。
手軽に調理できて美味しく、便利なのでストックしているご家庭も多いです。
正しく保存して、美味しく食べきれるようにしてくださいね。
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