赤ちゃんが少し大きくなって、生後5,6ヵ月になると大体の方は離乳食を与え始めますよね。
最初はおかゆからが基本です。
慣れてきたら野菜や果物をあげはじめます。
しかし離乳食が進んでくると何をいつからあげていいのか、どのくらいあげていいのか悩んでしまいますね。
そこで今回は夏によく食べるスイカについて、どのくらいの月齢から与えて良いのか?また離乳食にする場合のおすすめの与え方をご紹介します。
スイカの特徴は?食べてもOKになるのは何歳から?
スイカは生後5,6ヵ月から与えてOKです。
手づかみ食べの練習にも向いていますし、水分が多いので水分補給としてもいいですよ。
スイカは消化時間が早く30分ほどで消化できますので、赤ちゃんでも負担なく食べられます。
食物繊維も多くなく、酸味も弱いです。
また、ビタミンAやビタミンCが多く、カリウムなどのミネラルも入っています。
そしてアレルギー20品目にも入っていないので離乳食にはとても向いている食材なんです!
とはいえアレルギーが全く心配無いわけではありません。
「口腔アレルギー症候群」といって口の周辺や舌、唇などが赤く腫れたり嘔吐や下痢などの症状があらわれる場合もあります。
初めて与える時は病院がやっている平日の午前中がいいですよ。
最低でも食後1時間ほどは注意して赤ちゃんの様子を見ていましょうね。
赤ちゃんにスイカを与える時は皮と種を取り除き、離乳食の進み具合によってすり潰したり、細かく切ったりしましょう。
スイカは中心部の方が甘みが強いので、この部分が離乳食にオススメです。
掴み食べの練習で皮を付けておく場合はきちんと洗いましょう。
皮にはばい菌が付いていますし、ツヤ出しのワックス等も塗られています。
それから、初めて与える時にはレンジで少し温めるといいですよ。
温めることによって甘みが増します^^
冷たいままよりもお腹に優しいですし食中毒の予防にもなります。
また、加熱した方がアレルギーもでにくくなったりと、メリットがたくさん^^
反対に、離乳食をまとめて作って冷凍しておく方も多いですが、スイカは冷凍には向きません。
水分が多いスイカは冷凍すると旨みや食感が損なわれてしまいます。
なので面倒でも、その都度切って与えるのがいいでしょう。
スイカを与える目安としては
- 5,6ヵ月で10g
- 7,8ヵ月で20g
- 9,10ヵ月で30g
- 11,12ヵ月で40g
あげすぎるとお腹が緩くなりやすいので気をつけてくださいね。
離乳食にもおススメのスイカ!時期別おすすめの与え方
離乳食も時期によって潰したり刻んだりと、与え方が変わってきます。
ここでは時期別のオススメの与え方をご紹介します。
離乳食 初期
離乳食を開始した初めの頃は、すり潰してペースト状にします。
それをレンジでチンして与えます。
最初はスプーン1杯から始めましょう。
慣れてきたら粉ミルクと混ぜたり、他の果物と混ぜてジュースにしてもおいしいですよ。
離乳食 中期
少し経ったら、スイカゼリーがオススメです。
スイカをペースト状にして水と寒天を加えて、冷蔵庫で冷やせば簡単にできます。
ゼラチンでもできますがアレルギーの心配があるので、中期の場合は寒天の方が安心です。
後期になってきたらゼラチンで作ってもいいですね。
リンゴやミルクなんかを一緒に混ぜても美味しいと思います^^
ヨーグルトが食べられるお子さんなら、ヨーグルトをかけてあげても喜びます。
はちみつやジャムをかければお母さんも一緒に美味しく食べられますよ。
いろいろアレンジができますね。
離乳食 後期
後期になれば、手で掴めるサイズにカットしてそのまま与えてみましょう。
手づかみの練習になります。
他にはスイカサラダなんかもいいですね。
スイカと人参を細かく刻んで、長めに茹でたスパゲッティと合わせれば出来上がりです。
特別な調理をしなくても、ちょっと手を加えるだけですぐ与えることができるので、ママも楽ちんです^^
水分が多いので、夏にはさっぱり&水分補給の為にぜひ離乳食に取り入れてみてくださいね。
スイカは何歳から与えて大丈夫?まとめ
今回は夏に食べたくなるスイカの与え方についてご紹介させて頂きました。
離乳食を食べられるようになったといっても、どの時期にどんなものを与えていいのかの判断は難しいですよね。
特に初めての育児だと分からないことだらけですし、不安も大きいですね。
上のお子さんがいるお母さんも時間が経っていて、離乳食の進め方を忘れてしまったなんてこともあるかもしれません。
今回はスイカについてご紹介しましたが、スイカは生後半年程で赤ちゃんに与えても大丈夫なので、離乳食にもおすすめです^^
ぜひお子さんと一緒に食べてみてくださいね。
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