小学校に入学したばかりの一年生。
初めての学校生活に、お勉強、自分での登下校など新しいことが次々に起こるので、とても不安なことでしょう。
大人でも新しい環境になる前はドキドキしますよね。
お母さんもまだ小さい我が子がしっかり学校生活に馴染めるか、授業や先生の雰囲気についていけるかなど心配なことが多いと思います。
小学校に入り少し落ち着いてきたころ、少し手が離れるかなと思っていた矢先朝になると「学校に行きたくない」と泣いてしまうお子さんもいますよね。
この記事を見ているお母さんは毎朝泣かれてしまうとつらいと思いますし、どうすればいいのか悩んでいるのではないでしょうか?
この記事では、朝になると学校に行きたくなくて泣いてしまうお子さんに、どのように接するのがいいかご提案させていただきます。
新一年生ってこんな気持ち。不安な気持ちを理解してあげましょう
小学校に入学すると今まで通っていた保育園や幼稚園を卒園して、全く新しい環境になります。
上に兄弟がいる子は多少の知識はあるかもしれませんが、子どもにとって小学校というのは未知の世界です。
お兄ちゃん、お姉ちゃんになるというわくわくドキドキした気持ちや、新しいお友達はできるか、どんな場所なのか不安の気持ちも大きいはずです。
そんな期待と不安が入り混じって、いざ入学してみると保育園などとの違いに戸惑ってしまう子も多いでしょう。
保育園はお母さんと一緒に行き、お迎えも来てくれます。
日中はお友達と遊んだり、みんなで歌を歌ったり、保育士さんもきめ細かく面倒を見てくれます。
ところが小学校はそうではありませんよね。
学校にはお母さんとも離れて一人で行かなければなりません。
今までなかった授業も始まります。
担任の先生はいますが、保育士さんほど細かい対応はしてくれないでしょう。
さらに先生と合わないと子供が感じてしまったら、ますます学校に行きたくなくなってしまうので、最初のうちは学校での様子はこまめに聞いてあげましょう。
小学校では、保育園や幼稚園と違い、自分のことは自分でやるのです。
そう考えると保育園から小学校はかなりのステップアップですね。
未知の世界に入り急にお母さんとも離れてしまい、なんだか馴染めないなと感じてしまうのです。
人間は新しい環境に身を置くとストレスを感じます。
大人でも転職などで環境が変わるとストレスを感じて、体調を崩してしまうなんて方もいらっしゃいますよね。
子どもは大人よりずっと敏感です。
行けば楽しく過ごせても朝になると不安になってしまうのです。
大好きなお母さんと離れなければならない、昨日出来たように今日も過ごせるか、漠然とした不安が襲ってきます。
こんな時は不安から泣いてしまうお子さんが多いです。
お子さんが不安を抱えているように、泣いているお子さんを見てお母さんも「ちゃんとやっていけるかな…?」と不安になってしまうかもしれません。
しかしお母さんが不安な顔をしていたら、子供ももっと不安になってしまいます。
ここは子供を励ますためにも、楽しい気持ちに持っていってお子さんと一緒に頑張ってみましょう^^
そのうち学校生活の雰囲気が掴めてきて、新しいお友達もできたり、勉強ができるようになったり楽しいことがたくさんあるのだと教えてあげてください。
すぐに泣かなくならなくても、少しずつでもいいんです。
そうやって少しずつ、泣いてしまう日が減っていけばいいですね。
一年生で朝学校に行きたくないと泣く子を励ます5つの言葉と対処法
最初から学校に行くのが不安だった子もいれば、最初は楽しみにしていたけど通っているうちに嫌なことがあって行きたくなくなってしまった…という子など、学校に行きたくなくて泣いてしまう理由はそれぞれ違うと思います。
冒頭でも書いた通り、新しい環境になるのは不安なものですよね。
お母さんも
「毎朝泣かれて困ってしまう…」
「なんて言葉を掛けてあげたらいいんだろう」
と悩むことと思いますが、どうにか子供の不安を少しでも取り除いてあげて、学校に楽しく通えるようになってほしいですよね。
まずはそんなお悩みを解消するための、オススメの子供への声掛けをご紹介します。
頑張って行ってくれて偉いね、さすが1年生だね!
泣きながらも、毎日ちゃんと学校に行っていることを褒めてあげましょう。
大人からすれば当たり前かもしれませんが、きっと子どもは必死で登校しています。
もしかしたら、学校でお友達についていけなかったり、人見知りをしてしまいうまく馴染めなかったりで自信をなくしているかもしれません。
褒めてあげれば子どもも嬉しいですし、自信にもなります。
ママもパパもお仕事頑張るよ!だから○○ちゃんも頑張って!
ママたちも頑張っていることを伝えてみましょう。
大好きなママとパパが頑張っているなら、自分も頑張ってみようと思ってくれるかもしれません。
あくまで「一緒に頑張ろう!」と、子供に寄り添ってあげることが大切です。
お守りを作ってあげる
お気に入りのキャラクターなどの生地で、お守りを作ってあげるというのはいかがですか?
お友達がたくさんできるお守り、1日楽しく過ごせるお守りなどどんなお守りでもいいと思います^^
お母さん手作りのお守りを持っていると、心強くなるのではないでしょうか?
先ほど書いたものと同じですが、「ママもパパも味方だよ!一緒に頑張ろうね」という気持ちをお子さんに伝えてあげてくださいね。
一緒に通学する
最初のうちは、慣れるまで一緒に通学してあげてもいいと思います。
「今日は校門までね」「明日は学校の前の曲がり角までね」など、だんだん距離を短くしてみてください。
最初から1人だと不安だった子も、ママと一緒に少しずつなら行けるようになるかもしれません。
朝学校に行きたくないと泣いてしまう子でも、意外と学校に行ってしまえば帰ってきたときにはけろっとしている子もいます。
「行くまでがなんか嫌」ということもあるのかもしれません。
「明日の朝はママも校門まで一緒に行くからね!学校楽しみだね!」など、ポジティブな声掛けも忘れずに^^
大丈夫、またすぐに会えるよ
「ママと離れたくない、寂しい」などが原因で泣いている場合には、「ママも寂しいよ」と共感してあげましょう。
その後に、「大丈夫、すぐ会えるよ!」など励ましてあげるといいでしょう。
この間まで園児だった我が子。
まだまだママと一緒に居たい、甘えたいと思っている子もいると思います。
何もわからない場所に行くのだから、なおさらママに一緒にいてほしいと思うはずですよね。
「学校に頑張っていけたら、お休みの日はママとお出かけしようね」など、子供との時間や楽しみを作ってあげるのも良いと思います。
きっと少しずつでも頑張ろうと思ってくれると思います。
だって子供はママがだいすきなんですから^^
そして泣いている時は、たっぷり泣かせてあげて、ストレスも発散してスッキリします。
間違っても「なんで学校行かないの!」「泣いてちゃダメ!」など、責めたり怒鳴ったりしないであげてくださいね。
子供もわがままを言っているわけではなく、今はまだ学校に慣れていないだけ。
子どもの気持ちに寄り添って、優しく声をかけてあげましょう。
一年生が朝泣いてしまうときの対応まとめ
毎朝泣かれると正直辛いですよね。
ただ、6年間ずっと泣き続ける子はいません。
いつかは笑顔で登校してくれる日がきます。
お子さんが学校に慣れるまでは大変ですが、一緒に頑張ってくださいね!
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